• 概要

NM050015

含フッ素化合物の分析に強力なツールとして、長きにわたりラインナップしておりました、C5FHプローブに磁場勾配コイルが備わりました。C5FH/FG2プローブでは、勾配磁場を活用する事により近年の多様な測定を可能とし、その応用範囲を広げました。特に多次元NMR測定が短時間で速やかに測定できます。これにより、13Cと1Hの相関を測定する際に19Fのデカップリングを組み合わせてスペクトルを解析しやすくす ることができ、また19Fと1Hの相関なども検出することができます。

C5FH/FG2プローブ
図1 50C5FH/FG2プローブ(500MHz用)

CF3CHFCF2OCH2CH3の13C-1H HMQCスペクトル

19F- デカップリングなし
図2 CF3CHFCF2OCH2CH313C-1H HMQCスペクトル

CF3CHFCF2OCH2CH3の13C-1H HMQCスペクトル

19F- デカップリングあり
測定装置:JNM-ECA500

含フッ素化合物のNMRでは、19Fとのカップリングによる信号の分裂で、検出や解析が困難になることを防ぐため、19Fデカップリングをおこないます。図2におけるCF3CHFCF2OCH2CH3 では、-CHF-基において19Fとのカップリングによる信号の分裂がありますが、19Fデカップリングにより信号の分裂を取り除く事ができています。C5FH/FG2 プローブでは、このような多次元測定が迅速かつ容易におこなえます。

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