• 概要

ER190009

電解時間と電圧依存性

試料は、下記試薬を混合して作成しました。

ラジカル剤: p-Benzoquinone (C6H4O2)                  1 mM  
支持電解質 : テトラプロピルアンモニウムブロミド 100 mM  
溶媒 : ジメチルホルムアミド  
                   

図1. p-Benzoquinone アニオンラジカルのESR信号(電圧:1.0V)


電解ESRには、ヘリックスコイル形電極電解セル(ES-EL30)を使用しました。このセルに関しては、アプリケーションノートER090001 をご参照ください。試料に電圧を0.75~1.00VかけたときのESR信号の時間変化を観測しました。電解ESRによって得られたESR信号の中央の信号強度を用いて(図1のA)、 横軸に電解時間、縦軸にESR信号強度を図2に示しました。電圧を上げることにより、短時間でラジカルの発生を確認でき、電解時間と共にESR信号強度が増大することがわかります(図 2)。0.75V以上の電圧でp-Benzoquinone アニオンラジカルの生成が確認されました。電圧の上昇とともにラジカルが短時間に生成し、その後、消失に転じることが分かります。1Vの電圧では約30分でESR信号は飽和レベルに達していることがわかります。

図2. p-Benzoquinoneアニオンラジカルによる ESR 信号の電圧依存性
 

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