• 概要

NM210006

拡散プローブ

拡散プローブ

50Aバイポーラ―磁場勾配電源

50Aバイポーラ―
磁場勾配電源

項目 仕様
最大磁場勾配 12T/m @ 30A
20T/m @ 50A
試料管外径 5 mm
観測可能核 1H, 19F, (31P), 7Li, 11B~17O, 15N
NMRロック 2H
FG極性 バイポーラ―
温度範囲 -70~120°C
オートチューン 対応

*観測可能核においては一部変更がある可能性があります。

新世代拡散プローブは、自己拡散測定に特化した大きな磁場勾配が印加可能なプローブです。コイル周りのデザインを改良することにより、磁場勾配パルス後のリカバリー時間が従来機に比べ大幅に短縮されました。新たに開発した50Aバイポーラ―磁場勾配電源を用いることで20 T/m (2000 G/cm) の磁場勾配が印加でき、10-14 m2/sオーダーの小さな拡散係数の測定が可能です。固体電解質中のイオンの拡散測定に最適です。

固体電解質中のリチウムイオンの拡散測定

固体電解質中のリチウムイオンの7Li信号はT2緩和時間が短いことが多く、横磁化に印加する磁場勾配パルスの印加時間を十分にとることが出来ません。また、拡散係数も小さいため、拡散によるエコー信号の減衰を得るには短時間に大きな磁場勾配パルスを印加できることが必要になります。
Fig.1に30A (12 T/m) および50A (20 T/m) の磁場勾配電源を用いた酸化物系固体電解質LLTZO (D=2.1x10-13 m2/s @30°C) の7Liの拡散測定エコー信号減衰プロットを示します。30A電源では初期信号強度から4割弱しか信号が減衰しませんが、50Aでは8割近く信号が減衰しました。50A電源を用いることで拡散係数の算出がより正確になり、さらに拡散係数の小さな系の拡散測定も可能になります。

試料: LLTZO単結晶
装置: JNM-ECZ500R, Diffusion probe
測定法: 7Li Stimulated Echo
Diffusion time = 150ms
Gradient pulse length = 2.5ms
Temperature = 30 °C

Fig. 1 7Li signal decay plots of a single crystal LLTZO as a function of
gradient strength by using 30A and 50A gradient power supplies.
試料ご提供: 桑田直明博士 (NIMS)
秋本順二博士 (AIST)
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