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JMS-T100LP による緑茶の分析:精密質量からの未知成分解析 [LC-MS Applications]

MS Tips No.042

JMS-T100LP “AccuTOF™” は、高感度、高分解能、高質量精度を有した飛行時間質量分析装置です。AccuTOF™ は、1 本の既知イオンピークを内部標準として質量補正することによって、未知イオンピークの精密質量を求めることが可能なため、未知成分の組成推定が非常に容易です。今回は APCI イオン源を用いて、市販の緑茶中の未知成分の精密質量測定を行ないました。緑茶にはカフェインだけでなく、カテキン類やアミノ酸類なども多く含まれていることが知られています。測定ではカテキン類の中で緑茶に多く含まれているエピガロカテキン(EGC)を内部標準として、未知イオンピークの精密質量を求めました。その結果から、それがお茶のうまみ成分の一つであるテアニンであることが推定できましたのでその結果を紹介します。
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