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液晶成分の分析:GC/MS とDART の比較 [DART Application]

MSTips No. D024 Application Note for DART

液晶はディスプレイ材料として、現在広く使用されていることは周知のことであります。液晶成分に対する質量分析を行なうとき、実試料が混合試料であること、そして比較的熱的に安定であり、かつ加熱によって気化しやすいため、ガスクロマトグラフ (GC) と組み合わせた GC-MS が広く用いられています。しかし、液晶成分の中には電子イオン (EI) 化法はもちろん、化学イオン化 (CI) 法でさえ分子イオンを与えないものがあります。このような成分に対しては電界イオン (FI) 化法を用いることにより、分子量の確認を行なうことが可能です。一方、DART(Direct Analysis in Real Time)2) は前処理不要で、大気圧下において直接質量分析可能であり、現在注目されている新手法です。我々は種々の試料に対する分析を行ない、易揮発性有機化合物の分子量確認が迅速かつ容易に行なえることを報告しています。3)ここでは、GC/MS 分析と DART 分析を用いて同一の液晶成分混合物に対する結果の比較を行ない、DART を用いることで迅速に分子量確認が行なえることがわかりましたので、以下に報告します。
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