2017/08/28

2017年8月、米国で開催された米国顕微鏡学会Microscopy and Microanalysis 2017において、発表された研究成果をお知らせします。
東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の幾原雄一教授、柴田直哉准教授、石川亮助教らと当社の研究グループが加速電圧300kVの走査型透過電子顕微鏡(当社製)装置により、40.5pm(ピコメートル)の世界最高分解能を達成しました。
東京大学に設置されたこの装置の特長は当社が開発した最新の高次の収差補正装置が搭載されていることです。

実験に使ったのはGaN(窒化ガリウム)単結晶です。
この結晶の[212]方位からの投影像ではGa-Ga原子間距離が40.5pm (水素の原子半径の80%)となります。この距離を実像として分解したのは世界初 (世界記録) です。