2017/12/28

ESR計測法を分析化学的な分野へ積極的に応用するために、アナリティカルESR研究会ではESR計測の学術研究と情報交換を推進しています。同研究会は活動の一環として、ESR信号の定性分析だけでなく、ESR信号強度の定量的な解析に必要な基礎理論と基礎技術を実習形式で概説する「アナリティカルESR計測実習会」を開催しています。この実習会は「溶液系・バイオラジカルのESR編」と「素材系のESR編」で構成され、それぞれを年間に各1回実施しています。
今回は「素材系のESR編」として、ESR基礎理論から定量測定の条件設定などを実習します。

主催:アナリティカルESR研究会
協賛 :京都スピンラボ株式会社・株式会社 JEOL RESONANCE

開催日/会場

  • 日程:
    2018年6月8日(金) 13:00 ~ 18:20 (18:30 ~交流会)
    2018年6月9日(土) 9:30 ~ 14:00 まで
  • 集合場所:
    京都工芸繊維大学 創造連携センター2階プレゼンテーションルーム
  • 会場住所:
    〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町
  • 交通アクセス:
    京都市市営地下鉄烏丸線「国際会館」行きに乗車、「松ヶ崎駅」で下車。「出口1」から右(東)へ向かい、TSUTAYAの角を曲がり「西北門」から工芸繊維大学構内へ。
    京都駅からのアクセス
    キャンパスマップ

参加費・定員

  • 受講料:
    ¥50,000 (テキスト代、試薬消耗品費、昼食・懇親会費、消費税を含む)
  • 定員: 8名 ※定員となりました。ご応募ありがとうございました。

第29回アナリティカルESR計測実習会(素材系のESR編)プログラム

6月8日(金)

13:00~14:40
(創造連携センター2階)
講義1 ~超入門ESR基本理論~
講義2 ~超入門ESR装置~
休憩 (測定室へ移動 : 2号館北棟404号室)
15:00~17:00
(2号館北棟404号室)
実習1 標準試料 (TEMPOL水溶液) のESR測定
  • ESR装置の使い方 (ファイル管理、マイクロ波調節)
  • ESR測定条件の最適化 (磁場変調幅、時定数、掃引時間、マイクロ波パワーとスペクトル線形)
  • 外部標準試料の使い方 (Mn2+、Li-TCNQ)
休憩
17:10~18:20 実習2 固体試料のESR測定
  • 固体のESR測定の実際(ハイドロキシアパタイト他)
  • ESRパラメータの解析(g値、A値)
18:30~ 交流会

6月9日(土)

9:30~12:00
(2号館北棟404号室)
講義3 ~高分子材料の劣化過程の観測~
実習3 素材のESR測定の実際
  • 高分子材料の劣化過程のESR
  • その他の素材、車の塗料、電線被覆、貝殻、インキ、珪素粉末など
12:00~13:00 昼食 (質疑応答を含む)
13:00~14:00 デモンストレーション測定
  • スーパーオキシドラジカルの液体窒素温度測定
  • 紫外線照射で生成するラジカル種の検出
  • まとめ