新型走査電子顕微鏡JSM-IT200シリーズ InTouchScope™ を販売開始 ― すぐ観察!すぐ分析!すぐ報告! 分析装置がツールにかわる ―
2018/03/26
日本電子株式会社(代表取締役社長 栗原 権右衛門)は、新型走査電子顕微鏡JSM-IT200シリーズを開発し、2018年3月より販売を開始しました。
開発の背景
走査電子顕微鏡はナノテクノロジー、金属、半導体、セラミックスや医学・生物学の分野など、様々な分野で活用され、益々その用途を広げています。また、使用される目的も基礎研究から製造現場、品質管理まで幅広くなっており、それに応じて、より早く、より簡単に観察・分析データを取得したいという需要が高まっています。
こうしたニーズに応え、ハイスループットでご好評を頂いている当社InTouchScope™シリーズの上位機種JSM-IT500シリーズと同じ機能を搭載し、よりシンプルで使いやすいJSM-IT200シリーズを開発しました。JSM-IT500シリーズ同様に毎日の分析業務がさらに早く、より楽に行え、スループットが従来機種(JSM-IT100シリーズ)よりも約35%向上しました。(当社比)
シンプルな構成のJSM-IT200BU、低真空観察機能を装備したJSM-IT200LV、EDSを標準装備したJSM-IT200A、低真空観察機能およびEDSを標準装備したJSM-IT200LAの4モデルからご選択いただけます。
主な特長
- 試料交換ナビにより安全で簡単に試料交換が可能
- 走査電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散形X線分析装置(EDS)をインテグレーションすることにより、観察から分析までよりスムーズにデータ取得可能
- ホルダーグラフィック画像、CCD画像とSEM像が連動するZeromag機能により、素早く快適な視野探しが可能
- 2軸モーターステージ(X,Y)とモンタージュ機能(画像のつなぎ合わせ)を標準搭載することにより、広い領域(mm単位)のSEM像や元素分布をCCD画像から指定して取得可能
- 観察中も常に元素分析結果が表示されるLive Analysis機能を搭載し、効率の良い元素分析が可能
- 取得データを一元管理できるSMILE VIEW™ Labにより、観察から分析まで全データのレポート作成が容易
※写真はJSM-IT200(LA)
本体標準価格
10,000,000円~
販売予定台数
300台/年間
関連リンク
- 製品情報
JSM-IT200 InTouchScope™ 走査電子顕微鏡 - セミナー/ワークショップ
走査電子顕微鏡 JSM-IT200 プレミアセミナー(西日本SC)