qNMRメールマガジン 2018-02-06号

qNMRメールマガジン**************************************** 2018-02-06号
 
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【1】第5回 ちょっと知りたい定量NMR : 分析結果の信頼性のキーワード「トレーサビリティ」って?
【2】定量NMR法が日本工業規格(JIS)に
【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報


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【1】第5回 ちょっと知りたい定量NMR
 : 分析結果の信頼性のキーワード「トレーサビリティ」って?
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“信頼確保のためのヒント~ちょっと知りたい定量NMR~”のメールマガジンに
ご登録いただきましてありがとうございます。第5回目「分析結果の信頼性のキ
ーワード「トレーサビリティ」って?」をお届けします。

第4回の中で定量NMRの使い道として、注目成分の絶対量 (含量) をはかること
ができることを紹介しました。定量NMRは計量トレーサビリティが確保された定
量基準物質を利用して適切な手順を実施することで、SIトレーサブルな分析結果
を得ることができることをお伝えしました。そこで、今回はトレーサビリティに
ついてご紹介します。

<トレーサビリティ>
「トレーサビリティ」という言葉、テレビなどのメディアで聞く言葉です。
トレーサビリティをインターネットで検索すると、たくさん確認することができ
ますが、多くは食品に関するものだと思います。安全・安心に関する言葉として、
トレーサビリティは生産者情報などを追跡でいる仕組みです。消費者が自分の口
に入るものを生産者まで遡ることができるので、信頼性の拠り所の1つと考える
ことができます。一方、分析化学の世界でもこのトレーサビリティの概念は存在
します。食品のトレーサビリティと区別するために、計量トレーサビリティとい
われてます。

<計量トレーサビリティ>
食品の信頼性の拠り所は「生産者」です。では分析化学の拠り所はなんでしょうか?
それは「標準」です。イメージしやすいのは 重さの標準かもしれません。
1kgの重さは世界中どこで量っても1kgになるように、分銅を使って天びんが校正
されています。この分銅は重さの標準であり、その元は重さの標準 (キログラム
原器) です。重さの標準との比較を何段階か経て、私たちの身近にある分銅とな
りますが、その分銅で校正された天びんで得られた結果は重さの標準にトレ
ーサブルな結果となり、信頼性の確保を実現します。
定量NMRの場合、分析で使用する定量用標準物質が分銅に相当します。定量用標準
物質が参照標準 (多くが国家標準) に切れ目のない連鎖でつながることでトレー
サビリティは確保されます。それを使用した分析結果はトレーサブルな結果となり
ます。最近では国家標準物質と同等の定量NMR用標準物質が整備されており、定量
NMRの分析結果にトレーサビリティを確保することは難しくない状況となっていま
す。なお、トレーサビリティを確保する定量NMRを実施する場合には、適切なサン
プル調製や測定条件を考慮する必要があります。

図: トレーサビリティ
https://www.jeol.co.jp/products/nmr/qnmr_nl/qnmr_nl005_01.pdf

日本電子news vol.44, 2012
「定量NMR法による革新的計量トレーサビリティの実現」
https://www.jeol.co.jp/applications/detail/757.html


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【2】JIS (日本工業規格) 化について
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和光純薬工業株式会社と日本電子株式会社は、経済産業省「新市場創造型標準化
制度」のもと、2016年度から進めてきました定量NMR(qNMR)分析法の標準化に関
し、その原案が日本工業標準調査会の審議を通過し、定量核磁気共鳴通則 (qNMR
通則) K0138として、2018年1月22日に公示されました。

日本電子ニュースリリース(2018/01/22)
https://www.jeol.co.jp/news/detail/20180122.2434.html


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【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報
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1)JEOL-Mestrelab ジョイントシンポジウム ~基礎とそのツール~

JEOLとMestrelabは「すべてのユーザへの分析アシスト」を提案する
定量NMR自動分析システム"qNMR seamless"を開発しております。シンポジウムで
は、"qNMR seamless"をはじめ、実際の定量NMR測定に必要不可欠な情報をご紹介
いたします。和光純薬工業株式会社様とメトラー・トレド株式会社様のご協力の
もと「試料調製-NMR測定-解析処理」のそれぞれの操作に必要なより実践的な
内容をご紹介します。疑問点などをご相談できる時間も用意いたします。
定量NMR測定を実際に行っている方やこれから行いたいとお考えの方には見逃せな
いシンポジウムです。

主催: JEOL RESONANCE , Mestrelab Research S.L

開催日: 2018年3月23日(金)10時~16時 (受付開始 9時半~)
場所 : フクラシア品川 (高輪口)6F 会議室A,B 
JR品川駅 高輪口より徒歩4分 
参加費: 無料
登録方法: 以下の情報を件名なしで sympo@systemplus.co.jp まで送信ください。
1. ご所属
2. お名前
3. メールアドレス
4. 電話番号
詳細: https://www.jeol.co.jp/news/detail/20171225.2401.html

お問い合わせ: 株式会社JEOL RESONANCE 担当:末松 (TEL:042-542-2241)

2)定量NMRビギナーズコース
定期講習の定量NMRのビギナーズコースは装置をお持ちでない方、弊社の装置をお
使いでない方、どなたでも参加いただけるコースです。基礎を整理し、実際の分
析操作を見学できます。定量NMRがどういうものか実際の分析を実感していただけ
るコースです。

開催日: 2018年2月15日(木)
(コース詳細) https://www.jeol.co.jp/solution/training/nm/nm_03.html
(お申し込み) https://www.jeol.co.jp/solution/training/nm/nm_03_form.html


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※ 次号の「qNMRメールマガジン」の配信予定は⇒ 3月 5日(月)です。
第4回 NMRで定量分析ができるわけ
もう少し詳しく定量NMRの原理を紹介します。
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◇ お問合せ・ご意見・ご感想
mailto:jmmc@jeol.co.jp (メール)
https://m.jeol.co.jp/contact/sougou/ (WEBから)

◇ qNMRメールマガジンの宛先変更・停止
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