qNMRメールマガジン 2018-03-05号

qNMRメールマガジン**************************************** 2018-03-05号
 
この情報メールは、「qNMRメールマガジン」にご登録頂いたお客様に
お送りしています。尚、配信停止を希望される場合は、お手数ですが、
文末の【 変更・停止 】をご利用ください。
 
C O N T E N T S >>------------------------------------------------

【1】第6回 ちょっと知りたい定量NMR : 定量NMRが定量分析を変える?(1)
【2】qNMR summit 2018 in Tokyo 報告
【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報
-----------------------------------------------------------------------
【1】第6回 ちょっと知りたい定量NMR
 : 定量NMRが定量分析を変える?(1)
-----------------------------------------------------------------------
“信頼確保のためのヒント~ちょっと知りたい定量NMR~”のメールマガジンに
ご登録いただきましてありがとうございます。第6回目のテーマは「定量NMRが
定量分析を変える? 」です。信頼性確保に定量NMRがどのように関わっている
のでしょうか?
定量NMRを知るために重要なところなので2回に渡って説明します。

 汎用性があり、多くの分野で活用している定量分析といえばHPLCやGCなどの
クロマトグラフ法です。クロマトグラフ法は医薬品・食品・化学工業製品など様
々な分野で品質管理にかかせない分析機器です。このメルマガでは第2回で「クロ
マトグラフ法の定量とNMRの定量」として測定手法の違いをご紹介しました。今回、
次回ではこの2つの特徴を活かした次世代の定量分析法の概念、定量NMRが現在の
定量分析を変える可能性がある・・ことをお話したいと思います。


<標準品・標準物質の現状>
クロマトグラフ法では定量分析の際に測定対象物と同一の標準品あるいは標準物質
と呼ばれる「ものさし」が必要です。従って、「ものさし」の品質は非常に重要
となります。国家標準物質と呼ばれるものはSIトレーサブルな評価がなされており、
このグレードの「ものさし」を使うことでクロマトグラフ法によって得られた結果
の信頼性は高いと評価されます。しかし、国家標準物質を製品にするための評価は
時間もコストもかかります。従って世の中には数限りない測定対象物質が存在して
いる中、かならずしも分析対象物に対するこのグレードの「ものさし」が存在する
とは限りません。

<カルミン酸の場合>
カルミン酸は天然由来の色素で様々な製品に利用されている有機化合物です。
実際の製品中に含まれるカルミン酸を測定する場合にはHPLCが使用されます。しか
し、カルミン酸の国家標準物質は存在しません。そういう場合は市販試薬を定量基
準、つまり「ものさし」として使うことになります。実際に複数の試薬会社より試
薬として販売されていますので、私たちはこの試薬を使ってHPLCの分析を行うこと
ができます。試薬の品質は表示ラベルや添付されている情報によって私たちは品質
を確認することができますが、様々な方法によって評価されています。各試薬メー
カで厳密に品質管理されているわけですから、基本的には全く問題がないのですが、
こういう場合はどうでしょうか?ある分析試料があって、これを複数の機関でHPLC
分析を行う場合。ある機関はAをある機関がBを使って分析したとします。結果はど
うなるでしょうか?
表:
https://www.jeol.co.jp/products/nmr/qnmr_nl/qnmr_nl006_01.pdf

実はこの問題、多くの分析者達が気になっていたことなのですが、標準品・標準物
質の供給問題にも繋がりなかなか解決は見いだせていませんでした。この問題を解
決へ導くのが定量NMRです。 次号へ続く

-----------------------------------------------------------------------
【2】qNMR summit 2018 in Tokyo 報告
-----------------------------------------------------------------------
2018年1月29日、30日にqNMR summit 2018 in Tokyoが開催されました。2日間に
わたって、qNMR フォーラム、USP qNMRシンポジウム、qNMR シンポジウムといく
つかのイベントにより構成されていましたが、全日程を通して約180名の国内外か
らの参加がありました。会期中はNMRの規格に関すること、医薬品分野でのアプリ
ケーション、解析法の新しいアプローチなどが紹介されました。
qNMR summitはDr.Pauli(イリノイ大)の提案で始まったイベントであり、今回で
3回目です。今回はqNMRのISO化向けた取り組みが目的の一つであり、世界に先駆
けてそのディスカッションが行われたことは、今後、日本を中心にして標準化が
進んで行くことを意味します。同時により様々な分野へのqNMR普及、活用も進
んでいくことが予想されます。次回のqNMR summitは10月にドイツで行われる
予定です。
qNMR summit 写真:
https://www.jeol.co.jp/products/nmr/qnmr_nl/qnmr_nl006_02.pdf

-----------------------------------------------------------------------
【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報
-----------------------------------------------------------------------
1)JEOL-Mestrelab ジョイントシンポジウム ~基礎とそのツール~

JEOLとMestrelabは「すべてのユーザへの分析アシスト」を提案する
定量NMR自動分析システム"qNMR seamless"を開発しております。シンポジウムで
は、"qNMR seamless"をはじめ、実際の定量NMR測定に必要不可欠な情報をご紹介
いたします。和光純薬工業株式会社様とメトラー・トレド株式会社様のご協力の
もと「試料調製-NMR測定-解析処理」のそれぞれの操作に必要なより実践的な
内容をご紹介します。疑問点などをご相談できる時間も用意いたします。
定量NMR測定を実際に行っている方やこれから行いたいとお考えの方には見逃せな
いシンポジウムです。
   主催:JEOL RESONANCE , Mestrelab Research S.L

開催日:2018年3月23日(金) 10時~16時(受付開始 9時半~)
場所 :フクラシア品川(高輪口) 6F 会議室A,B 
JR品川駅 高輪口より徒歩4分
参加費:無料
登録方法:以下の情報を件名なしで sympo@systemplus.co.jp まで送付ください。
1. ご所属
2. お名前
3. メールアドレス
4. 電話番号

詳細: https://www.jeol.co.jp/news/detail/20171225.2401.html

お問い合わせ:
(株)JEOL RESONANCE 担当:末松 042-542-2241

2)定量NMRビギナーズコース
定期講習の定量NMRのビギナーズコースは装置をお持ちでない方、弊社の装置をお
使いでない方、どなたでも参加いただけるコースです。基礎を整理し、実際の分
析操作を見学できます。定量NMRがどういうものか実際の分析を実感していただけ
るコースです。

開催日: 2018年5月31日(木)
(コース詳細) https://www.jeol.co.jp/solution/training/nm/nm_03.html
(お申し込み) https://www.jeol.co.jp/solution/training/nm/nm_03_form.html


===============================================================
※ 次号の「qNMRメールマガジン」の配信予定は⇒ 4月9日(月)です。
第7回 定量NMRが定量分析を変える(2)?
===============================================================

◇ お問合せ・ご意見・ご感想
mailto:jmmc@jeol.co.jp (メール)
https://m.jeol.co.jp/contact/sougou/ (WEBから)

◇ qNMRメールマガジンの宛先変更・停止
https://www.jeol.co.jp/newsletter/index.html

※ 皆様から頂きました個人情報は、次回の配信と掲載内容に関連する商品及び、
イベントのお知らせ以外の目的には使用いたしません。

発 行=================================================================
日本電子株式会社 http://www.jeol.co.jp/
〒196-8558 東京都昭島市武蔵野3-1-2
Copyright(C) 2001-2018, JEOL Ltd., All Rights Reserved.
***********************************************************************