qNMRメールマガジン 2018-06-04号

qNMRメールマガジン**************************************** 2018-06-04号

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【1】第9回 さあ、定量NMRをやってみよう!(2)
【2】天びんの日常点検 - 適切な点検を実施するための必要なツールは揃っていますか?
【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報



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【1】第9回 さあ、定量NMRをやってみよう!(2)
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"信頼確保のためのヒント~ちょっと知りたい定量NMR~"のメールマガジンに
ご登録いただきましてありがとうございます。今回は実際に行う操作の中で試料
調製のポイントをもう少し具体的にご紹介します。

<試料調製における内標準法と外標準法の違い>
前回のメルマガで定量NMRでは外標準法と内標準法があることを説明しました。
内標準法と外標準法の試料調製での違いは定量用基準物質を分析対象物と同じ
試料系内に存在させるかどうかですが、いずれの場合も試料の量り取りと定量用
基準物質の選択は重要となります。

1) 内標準法
  • 定量用基準物質の選択:純度が高く、分析対象物と信号が重ならないものを選
    ぶことがポイントです。もし可能であれば国家標準物質などの計量トレーサビリ
    ティが確保されたものを選ぶことがよいでしょう。
  • 量り取り:NMR測定試料は1回に0.6ml程度で十分です。このことから、定量用
    基準物質も分析対象物もmgオーダーで量り取り実施することになります。特に、
    量り取りの誤差は純度計算に大きく関係しますので、使用する天秤の仕様や操作
    環境を十分に考慮する必要があります。
  • 溶液の調製:定量用基準物質と分析対物を精確に量り取ったら、溶媒を適宜添
    加して溶解します。モル比が明確なので、溶媒量は精確でなくてもかまいません。
2) 外標準法
  • 定量用基準物質の選択:分析対象物とは別の試料系で測定を行いますので、
    分析対象物と信号の重なりを考慮する必要はありません。しかし、定量用基準と
    なるので、純度が精確にわかっているものを選ぶことがよいでしょう。
  • 量り取り:内標準と同じく、mgオーダーで量り取りを行うので、天秤の仕様や
    操作環境は内標準法と同様に十分な考慮が必要です。
  • 製:定量用基準物質の溶液、標準溶液は定量の基準となるので、モル
    濃度で精確に調製する必要があります。使用するメスフラスコやピペットの校正
    も考慮にいれ作業しましょう。

定量NMRにおいて試料調製の誤差は測定全体の大きな誤差要因となります。
求めたい精度にもよりますが、プロトコルの整備は必要です。はかり取りについ
ては、定期点検・日常点検及びセミナーなどの受講がおすすめです。日常点検に
ついて、メトラーさんより関連情報をいただきましたので、今回のメルマガでは
引き続き紹介いたします。



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【2】天びんの日常点検
   - 適切な点検を実施するための必要なツールは揃っていますか? 
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技術の革新により近年の天びんは性能と利便性が向上されていますが、繊細な装
置であることに変わりはありません。静電気や空気対流などさまざまな外的要因
が計量に影響を及ぼしますが、ディスプレイに表示されている値を疑うことなく
運用されているユーザー様は多いのはでないでしょうか。

また、設置環境を整え、正しい方法で優れた性能を持つ天びんを使っていても
日常点検を怠ると正しい計量値は得られません。
そして、適切なツールを使い、正しい方法で点検を実施することが重要です。

天びんの日常点検には、日常点検に最適な分銅およびアクセサリがセットになっ
たメトラー・トレドのCarePac(R)(ケアパック)をお使いください。

CarePacには、クリーンルーム仕様に最適な下記の商品が標準で装備されています。

  • 点検用分銅2個
  • 分銅取扱用アクセサリ
  • 清掃用布
  • モデルMおよびLはナイロン製手袋
  • ブラシ
  • JCSSまたはSCS校正証明書

メトラー・トレドでは日常点検の作業手順書や分銅の取り扱いに関するガイドも
提供しております。ぜひ、ご活用ください。

CarePacの詳細はこちらからご覧ください。
https://www.mt.com/jp/ja/home/products/Laboratory_Weighing_Solutions/Test_Weights/Precision_Weights/CarePacs.html

日常点検の作業手順書はこちらからダウンロード可能です。
https://www.mt.com/jp/ja/home/library/white-papers/laboratory-weighing/SOP_Good_Weighing_Practice_Balances.html

分銅の適切な取り扱い方法についてはこちらからダウンロード可能です。
https://www.mt.com/jp/ja/home/campaigns/product-organizations/labtec/marketing/mwb/small_details_wave_10.html



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【3】イベント・展示会/セミナー/WEBセミナー/講習会情報
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1)JEOL-Mestrelab ジョイントシンポジウム
~qNMRを活用するための基礎とそのツール~ in 大阪

JEOLとMestrelabは「すべてのユーザへの分析アシスト」を提案する
定量NMR自動分析システム"qNMR seamless"を開発しております。シンポジウム
では、"qNMR seamless"をはじめ、実際の定量NMR測定に必要不可欠な情報をご
紹介いたします。
富士フイルム和光純薬株式会社様とメトラー・トレド株式会社様のご協力のもと
「試料調製-NMR測定-解析処理」のそれぞれの操作に必要なより実践的な内容
をご紹介します。3月に東京で行いましたプログラムを少し変更し、今回はオー
プンディスカッションの時間を設けます。
qNMRに関して日頃の疑問点、知りたいこと、、などリラックスした雰囲気でお話
ししませんか?定量NMR測定を実際に行っている方やこれから行いたいとお考え
の方には見逃せないシンポジウムです。

開催日:2018年9月14日(金)10時~16時30分
場所 :CIVI研修センター 新大阪東 会議室 E603
    ※CIVI新大阪研修センターではありませんのでご注意ください。※
参加費:無料
定員:50名(事前予約制、先着順)

登録方法:以下の情報を sympo@systemplus.co.jp までご送付ください。
件名:ジョイントシンポジウム登録
  • お名前
  • ご所属
  • ご連絡先順書・電話番号
  • メールアドレス

プログラム
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9:30
 受付開始
10:00 -11:15
 基礎から学ぶ定量NMR  現状と分析操作のエッセンス
 (株式会社JEOL RESONANCE)
11:15 - 11:45
 電子天びんの適正な取扱い方法と精度管理
qNMR試験における精確な試料の調製
  (メトラー・トレド株式会社)
11:45 - 12:15
 定量NMRを使った分析用標準物質・標準品の品質保証について
 (富士フイルム和光純薬株式会社)
12:15 - 13:00
  昼食(お弁当)及び 展示
13:00 - 14:00
 Mnova & Mnova qNMR の紹介
 (Mestrelab Research S.L)
14:00 - 14:30
 定量NMR自動解析システム "qNMR seamless" の紹介
  (株式会社JEOL RESONANCE)
14:30 - 14:45
 休憩 及び 展示
14:45 - 15:15
 オープンディスカッション
 テーマ:日頃の疑問、ご要望、qNMRのこれからについて・・など
15:45-16:15
  Mnova 関連情報 (株式会社システムプラス)
16:30  質疑 - 終了
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(プログラムは都合により変更になる場合があります)

お問い合わせ:
  株式会社JEOL RESONANCE  担当:末松 042-542-2241
  株式会社システムプラス    担当:梅本 045-567-6633

2)JASIS 2018

9/5~9/7幕張メッセで行われるJASIS2018の新技術説明会にて、定量NMR自動
分析システム"qNMR seamless"の紹介をいたします。詳細は近日公開いたします。



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※ 次号の「qNMRメールマガジン」の配信予定は⇒ 7月2日(月)です。
第10回 さあ定量NMRをやってみよう(3) !  定量的な測定を行うためのポイントを紹介します。
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◇ お問合せ・ご意見・ご感想
mailto:jmmc@jeol.co.jp (メール)
https://m.jeol.co.jp/contact/sougou/ (WEBから)

◇ qNMRメールマガジンの宛先変更・停止
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イベントのお知らせ以外の目的には使用いたしません。

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