臨床検査情報処理システム

臨床検査部門に設置された臨床検査情報システム (LIS：Laboratory Information Systems) は、診療部門の病院情報システム (HIS：Hospital Information System) から送られる検査依頼情報に対し、迅速且つ正確に検査結果情報を応答しなければなりません。健診施設や受託ラボにおける検査部門も同様です。これを実現するため検査部門には、検体の受付処理や前処理を行うことか始まり、その検査指示内容に基づいてさまざまな分析機器を駆使して分析し、結果報告を行うことが求められています。

臨床検査情報処理システム CLALIS JCS-60L では検体受付から報告まで、詳細にエビデンスを残しながら適切に分析装置群との連携を行って検査を進めていきます。単に装置と通信して結果値を取り込むだけでは無く、迅速報告のための時間管理や、過去データとの比較や項目間の関係などをリアルタイムにチェックし、疑わしい値をピックアップして通知することで異常データが見逃されないようサポートします。また現在の医療法が力を入れる検体検査の品質・精度保証についは、自動分析装置の精度管データを集積することで、正しい測定結果を得るための管理を行うだけにとどまらず、使用する試薬・消耗品を入庫から測定で使用するまで管理することで支えています。

今日の医療における検査の重要性は言うまでもありません。わたしたちは臨床検査現場を支援する CLALIS を提案いたします。