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HistoCore NANOCUT R
研究・特殊アプリケーション用
自動回転式ミクロトーム
(Leica社製)

HistoCore NANOCUT R 研究・特殊アプリケーション用自動回転式ミクロトーム (Leica社製)

NANOCUT Rは生物医学研究から工業的応用に至るまで、ほぼあらゆる種類の試料を薄切またはカットすることができます。

特長

  • 異物解析・不良解析のための切片や鏡断面仕上げに。

  • 豊富なパーツとナイフバリエーションで、形状や硬さ、材質などが多岐にわたる工業系試料でも精度高く短時間で前処理できます。

  • 切削クオリティーが向上することで、その後のSEM、FT-IR、熱分析等による分析がとてもスムーズになります。

精度と一貫性に優れたセミシンセクショニング

光学顕微鏡、電子顕微鏡観察の為の切片を作製できます - 最小 250 nm (0.25 µm、セミシン) 特殊スピンドルと低速調整機能の強化により、セミシンセクショニング時の試料の完全性を維持します。

幅広いアクセサリにより難しい材料にも挑戦

NANOCUT Rは、スチールまたはタングステンカーバイド製使い捨て替刃用ホルダー、再利用可能ナイフ用ホルダー、ガラスおよびダイヤモンドナイフ用ホルダーなど、多様なアクセサリが活用できます。

三次元再構築向けのスタック技法

NANOCUT Rに搭載されている3Dモードを使用すると、試料ヘッドが切断面の連続撮影に最適な位置で正確に停止します。この撮影データをソフトウェアで再構築することで、立体像を再現することができます。

用具をたっぷり置けるベンチスペース

新しいモデルでは上部トレーの面積が40%大きくなっており (幅 23.5 cm x 長さ 27.5 cm。旧RM22シリーズでは幅 21.7 cm x 長さ 21.2 cm)、各種ブラシ、替刃、その他必要な用具を置くことができます。

精密オリエンテーションシステム

ミクロトーム上で、『0』ポジションへの復帰がいつでも簡単にできます。この精密オリエンテーションシステムにより、セクショニング前に試料を精密に位置決めできます。
独自のフォースバランスシステムにより、各種サイズの試料ホルダーやRM CoolClampを取り付けることができ、かつ試料ヘッドのバランス不良に起因する負傷 / 損傷のリスクを最小限に抑えます。

仕様・オプション

基本仕様

タイプ フル電動式
定格電圧 100 / 120 / 230 / 240 V AC
定格周波数 50 / 60 Hz
最大消費電力 100 VA

寸法及び重量

幅 (ハンドホイールと粗送りホイールを含む) 415 mm
奥行き (切片屑トレーを含む) 620 mm
高さ (上部トレーを含まず) 295 mm
重量 (アクセサリを除く) 約 40 kg

ミクロトームの性能仕様

切片厚設定範囲 0.25 ~ 50 µm
トリミング切片厚設定範囲 1 ~ 300 µm
試料送り 約 24 mm ±1 mm
上下動 70 mm ±1mm
最大試料サイズ(H x W x D) 標準クランプ:55 × 50 × 30 mm
大型カセットクランプ:68 × 48 × 15 mm
独自のフォースバランスシステム あり
試料リトラクション 5 ~ 50 µm 間、5 µm 刻み オフに設定可能

粗送り / 電動セクショニング速度

低速前進 / 後退速度 150 µm / s
高速前進速度 400 µm / s
高速後退速度 (後端位置への移動) 900 µm / s
電動セクショニング速度 0 ~ 195 mm / s ±10%
試料オリエンテーション 水平 / 垂直回転 ± 8° / ± 8°
切片屑トレー 標準

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