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凍結割断レプリカ作製装置(JFD V)は、生物試料や軟試料、溶液試料を電子顕微鏡観察するための試料作製装置です。
凍結によって物理固定された試料からフリーズフラクチャ法やフリーズエッチング法などによってレプリカ膜を作製することにより、試料本来の形態が観察できます。当社が開発した電子ビーム蒸着機構は、再現性の高い超微粒子蒸着が容易に行えるため、良質なレプリカ膜作製が可能です。また、分子レベルの観察を目的とした低角度回転蒸着法にも優れています。

特長

オートメーション化による蒸着精度の向上

新開発の自動制御システムを搭載した蒸着機構により、再現性が高く、高倍観察にも適した良質のレプリカ膜が簡単に作製できます。

ダブルチャンバ方式採用

弊社開発のダブルチャンバ方式により、高真空と凍結試料の温度を保持した状態で、いつでも短時間で消耗品の交換ができます。

迅速なサンプル作製

高速自動排気システムと、温度制御機能の向上により、サンプル作製時間短縮が実現。蒸着材とナイフが可動式で交換頻度が低く、続けて大量のサンプル作製が可能です。

コンパクトで液体窒素消費量の少ない省エネ設計

電源AC 100V。冷却水が不要なため、設置場所を選びません。
冷却効率の向上により、冷却時間の短縮と液体窒素消費量削減が実現。

応用範囲が広がります

ターボ分子ポンプを搭載した、高真空、コンタミネーションフリーな環境で、フリーズフラクチャー法だけではなく、抽出レプリカ法、凍結乾燥法、低角度回転蒸着法など、さまざまな手法やサンプルに活用できます。

仕様・オプション

排気系 完全自動排気
到達真空度 5×10-5Pa以下
温度コントロール +40~-170℃ 精度±(1.5%+1digit)
自動制御、デジタル表示
試料回転 モータ駆動
試料傾斜 0~90°(モータ駆動)
ナイフ移動 マイクロメータ二段方式(粗動、微動)
観察ルーペ ×10
蒸着 マテリアル送り出し機構付 2極切替方式
マテリアル Pt-C、C
試料交換 ロードロック方式
ナイフ交換 ロードロック方式
マテリアル交換 ロードロック方式
安全装置 排気系異常時の自動停止、高圧感電防止、
停電時の装置保護

設置条件

所要電源 単相AC100V 50/60Hz 1.5kVA
ターボ分子ポンプ仕様
許容変動±10%以下
接地端子 D接地(100Ω以下)
室温 20~25℃
湿度 60%以下
換気 通気良好場所
寸法 幅1,100mm×奥行750mm×高さ1,260mm
質量 約280Kg

アプリケーション

EM-19501JFDVに関するアプリケーション

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