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名古屋大学 物質科学国際研究センター 化学測定機器室

化学測定機器室は平成16年4月に名古屋大学 化学測定機器センターが組織替され、名古屋大学 物質科学国際研究センターの一部門として発足しました。

日本の若手有機化学者を支える!

旧組織である化学測定機器センターは、化学測定機器による分析とその利用に関する教育研究を行なうとともに、化学測定機器を利用して教育・研究を行なう本学教官、学生およびその他これに準ずる者の共同利用に供することを目的として昭和54年に設立されました。全国の大学附属機器センターに先がけて名古屋大学に設置された、当時としては珍しい、学生が自由に使える学内共同研究施設でした。また最先端化学測定機器の導入と研究者への分析サービスに努め、本学の教育と化学研究活動を支えてきました。本センターと発展的に統合することによって、測定機器類の高水準化と導入管理の効率化がはかられます。迅速で精密な測定分析を行う体制が整備されることによって、適応範囲が広がる物質創製研究の展開が一層促進されることが期待されます。また、名古屋大学や周辺地域への分析サービス体制の充実にも努め連携を深めていきます。職員は、平成25年3月現在、室長(教授)1名、助教1名、技術職員2名、事務補佐員1名で構成されています。

化学測定機器室には、核磁気共鳴装置(以下NMR装置)、質量分析装置、電子スピン共鳴装置(以下ESR装置)、円二色性分散計、赤外分光光度計、紫外可視分光光度計、旋光計、分光蛍光光度計、偏光ゼーマン原子吸光光度計、元素分析装置など今日ますます重要性が高まりつつある化学測定機器が設置され、学内で一番使われている施設となっています。NMR装置はすべてJEOL RESONANCE製で270MHzから800 MHzまで11機種を使用しています。1999年、国内で初めて導入された800 MHzのNMR装置は、2001年ノーベル化学賞を受賞された野依 良治 名古屋大学特任教授(独立法人理化学研究所理事長)のプロジェクトにより導入されました。

依頼測定をはじめ、測定利用者に対する講習、特殊測定の相談、測定機器の維持管理を通して、学内共同利用施設としてのサービスを提供し、また、名大グリーン自然科学国際教育研究プログラムの協力を得て化学情報オンライン検索サービス(SciFinder)の利用を提供しています。

室長 山口 茂弘教授

室長 山口 茂弘教授

化学測定機器室のある物質科学国際研究センター

化学測定機器室のある物質科学国際研究センター

NMR装置のあるNMR室の一つ

NMR装置のあるNMR室の一つ

弊社の納入装置

800 MHz NMR装置(JNM-ECA800)

800 MHz NMR装置(JNM-ECA800)

NMR装置

  • ECA-800など計11台

ESR装置

  • JES-TE200

MS装置

  • JMS-700など計4台

など多数納入されています。

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