製品紹介
バイオソリューション

分析種別
形態観察・元素分析

- TEM透過電子顕微鏡
- 細胞内部の微細構造、タンパク質やウイルスの観察に有効です。形態観察だけでなく組織に含まれる元素の分析など多様な応用が可能です。
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>>細胞内にマグネタイトからなるマグネトソームとよばれる構造物をもつ磁性細菌のEDSマップを取得しました。

- SEM走査電子顕微鏡
- 試料表面の形態観察や元素分析を行う装置です。
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>>イネ科の植物の葉の裏に溜まったSiの様子です。低真空モードを使用し、無処理で観察・分析しました。

- FIB集束イオンビーム加工観察装置
- 試料の微細加工、断面加工、薄膜作製、観察を行うことができます。
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>>CRYO-FIB/SEM法で、サザンカの葉の気孔の断面加工・観察をおこないました。

- XRF蛍光X線分析装置
- 元素の種類と組成を分析することができる元素分析装置です。
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>>精米歩合によってミネラル含有量に差がでることが分かりました。

- μCTX線CT微細構造解析システム
- 非破壊でバイオ系試料から産業用材料まで、3D微細構造解析がおこなえる装置です。
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>>左:健常マウス大腿骨をモデルにした応力シミュレーション3D 右:骨粗鬆症マウス大腿骨をモデルにした応力シミュレーション3D ※赤色が高ストレス部分
化合物構造解析

- NMR核磁気共鳴装置
- 医薬品やタンパク質などの相互作用、立体構造の解析や、結晶多形の分析など、原子分解能で様々な分析を行うことができます。
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>>Water LOGSY法で、ヒト血清アルブミン(HSA), Trp, Arg混合溶液の相互作用解析を行いました(右図)。 観測される信号の向きの違いから、タンパク質と低分子の相互作用の有無を区別することができます。

- MALDI-TOFMSマトリックス支援レーザー脱離イオン化
飛行時間型質量分析計 - アミノ酸や脂質などの低分子量化合物から、タンパク質などの高分子量化合物まで測定が可能な質量分析計です。
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>>マウス脳切片表面の4種類の脂質の分布をマスイメージングで可視化しました。脂質の種類によって分布が異なることが分かります。
生化学分析

- CA生化学自動分析装置
- 血清や尿中の糖やコレステロール、タンパク、酵素などの各種成分の測定を行う装置です。
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>>QC用コントロール血清を繰り返し測定した結果です。精度よく分析されてることがわかります。