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自動浸漬凍結装置
Leica EM GP2 (Leica社製)

自動浸漬凍結装置 Leica EM GP2( Leica社製)

Leica EM GP2 は、氷包埋法に対応した環境制御式自動侵漬凍結装置です。生体、ウイルス、タンパク質の結晶、薬学などの研究や化粧品および塗料など、ガラス状の液体試料や極薄の試料をクライオTEMで観察する必要のある、あらゆる電子顕微鏡施設向けに設計されています。
作製可能な試料は、ウイルスやリポソーム、微小管、タンパク質やその他の細胞分画の懸濁液から水性あるいは無機溶媒中の顔料溶液、ナノエマルジョンまで様々です。当装置は、ベアグリッド法用の電子顕微鏡グリッド上の試料だけでなく、サファイヤディスク上の試料や凍結割断用キャリア中の試料の浸漬凍結にも使用できます。
・プログラミングにより制御された試料環境で再現性のある浸漬凍結が可能
・独自技術の液化ヘッドを使用して、二次冷却剤を迅速、簡単、安全に注入
・片面へ平行ブロッティングによる均等な膜厚を実現

特長

環境チャンバー

環境チャンバーはグリッドとピンセットを包み込み、制御された温度および湿度環境で保護します。温度は+4~+60℃、湿度は室内湿度から最大99%までの範囲内で調整可能です。ガラス窓は、曇止ヒーターを内蔵します。

ブロッティング

余分な液体は自動ブロッティングで取り除くことができます。自動ブロッティングは2通りです。①自動ブロッティング ②光センサーで制御 ブロッティングとプランジの動作は、タッチ画面またはフットスイッチで起動できます。

チャンバードレイン

環境設定により結露した水分は、チャンバー外のドレインに排出されます。

デュワー

LN2デュワー容量は、1リットルです。満タン時、デュワーは約1時間保持します(1時間毎に補充要)。二次寒剤(エタン・プロパン)の液化は、専用液化装置で素早く簡単に、かつ安全に行うことができます。ガスの液化は数秒なので、2.5mlの容器を数分で満たすことができます。LN2を補充する際にLN2が寒剤に飛び散るのを防ぐために、保護カバーが付属します。二次寒剤の温度は、コントロールパネルで設定できます。LN2を満たした移送容器をデュワーの中にセットし、この容器に作製したガラス状試料グリッド用のグリッドボックスをセットできます。

安全対策

環境チャンバーに関しては、コントロールパネルに大きな赤いSTOPボタンが適宜表示されます。二次寒剤の温度が上がりすぎて蒸発する恐れがある場合や、LN2のレベルが低くなりすぎた場合は、アラームが作動して知らせます。

ベークアウト

作業終了時にベークアウトサイクルがデュワーと環境チャンバーを乾燥させます。

仕様・オプション

本体 (W)336x (D)445x (H)883mm 45kg ※コントローラー含む
観察システム付 最大(W)675x (D)805x (H)883mm
※観察システムはオプションです
消費電力 AC100/115/230V (+/- 10 %), 50/60Hz, 最大220W
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