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アスベスト

アスベスト分析

アスベスト分析は、これから解体する建造物にアスベストが含まれているか確認するための「建材分析」と、大気中に飛散するアスベストが一定量を超えていないか確認するための「気中分析」があります。建材分析は厚労省が発行するアスベスト分析マニュアルに、気中分析は環境省が発行数アスベストモニタリングマニュアルに則って行う必要があります。

*アスベスト建材分析を行うには資格が必要です。

アスベスト建材分析

建材分析は解体する建造物の事前調査 (建築時の書類等) でアスベストの有無が分からなかった場合、アスベストが入っている可能性のある建材を分析する必要があります。一般的にはXRDや偏光顕微鏡画使われますが、判定の難しい試料はSEMの元素分析により確認します。
前処理のやり直しや偏光顕微鏡による観察のし直しと比較して効率的に分析を行うことができ、かつ信頼性の高いデータを得ることができます。

効率的かつ信頼性の高い『建材アスベスト分析』の流れ

カーボンテープ上の繊維のSEM像と元素分析結果

気中分析

一般大気にアスベストが含まれることは殆どありません。しかし、アスベストを含む建造物の解体現場では、アスベストが漏れていないかモニタリングが必須です。大気中に存在するアスベスト繊維の計数は、短時間で計数できる位相差顕微鏡で行うことが多いです。しかし、アスベストモニタリングマニュアルには位相差顕微鏡で一定以上の繊維数が認められたときは電子顕微鏡による計数および元素分析が必要と記載されています。日本で使われる電子顕微鏡は、主に走査電子顕微鏡 (SEM) です。

一般的な『気中アスベスト分析』の流れ

大気捕集用フィルター上の繊維のSEM像と元素分析結果

~日本電子が提供する~ アスベスト分析に便利な機能

Live Analysis

Live Analysisは、SEM観察中にスペクトルを確認できる機能です。アスベストと思われる繊維を見つけたら、EDS元素分析装置を立ち上げなくても画像を拡大するだけで、その繊維の組成を確認することができます。繊維の発見後、アスベストであるかの判断を確実に効率よく行えます。

モンタージュ機能

会議で席を外している間や夜間に、指定された領域のSEM像を撮影しておくことができる機能です。 撮影後のSEM像で繊維を探し、発見した繊維を分析指定すれば、それぞれの繊維に戻って分析/分類を行うことも可能です。

全自動分析 (アスベスト気中分析 スクリーニング)

粒子解析ソフトウェアは、撮影、繊維抽出、元素分析、分類、次の視野へ移動を全自動で行う機能です。測定開始後にオペレーターが作業をする必要がありません。特に、少ない繊維を全計数&分析する必要のある気中分析にお勧めです。

JEOL STATION アスベスト編

テレビやニューズで時々見かけるアスベスト。「体に悪いもの」と聞いたことがあると思いますが、アスベストについて、どのくらい皆さんは知っていますか? アスベストとはどんなものか、どんな管理がされているのか、何を使って調べるのか、分かりやすく解説します。

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