
ABOUT
ショートコリジョンセル搭載の
新しいトリプルQMS。
定量分析をハイスループットに
時間測定の短縮と簡単解析でより多くの検体処理を
JMS-TQ4000GC登場

TECHNOLOGY
TECHNOLOGY 1
イオン蓄積
ショートコリジョンセルはイオンを蓄積してパルス化します。イオンパルスが検出される時間だけデータを取込み、ノイズしか存在しないその他の時間は取り込まないことで、シグナルノイズ比が格段に向上。かつてない高感度と再現性をもたらします。
TECHNOLOGY 2
ショートコリジョンセル
短いコリジョンセルの採用により、セル内の全イオンの瞬間排出が可能であるため、干渉イオンを排除した高い選択性と業界最速のSRM 速度を両立しました。

TECHNOLOGY 3
FastGC
内径が小さく、短いキャピラリーカラムを使用し、GCオーブンを高速昇温させることで、測定の短時間化が可能であり、時間あたりのサンプル処理数を格段に向上できます。
クロマトグラムのピーク幅が短くなるために高速トランジションが求められますが、ショートコリジョンセルが威力を発揮します。

PERFORMANCE
PERFORMANCE 1
高い基本性能:オクタフルオロナフタレン(OFN)の感度と再現性
イオン蓄積によりノイズを極限まで除去することで,フェムトグラム領域の注入量でも優れた感度と再現性が得られます。

*IDL: Instrumental Detection Limit
PERFORMANCE 2
農薬測定での面積値の再現性
QuEChERS 法を用いて抽出したほうれんそう試料に農薬標準試料を10 ppb 相当添加し、繰り返し測定を行った結果、安定した面積値再現性が得られました。
また、下記成分のCV(n=50) を算出した結果、全て5% 以内の結果が得られました。
ほうれん草試料に添加した10ppb農薬成分の面積再現性(n=50)

PERFORMANCE 3
高感度・高精度なハイスループット分析
FastGC条件においても、10ppbの農薬266成分において、良好な保持時間再現性、良好なクロマト形状ならびに面積の再現性が得られました。


農薬266成分に含まれる成分の
抽出イオンクロマトグラム
(n=8の重ね書き)と面積の再現性