JOB INTRODUCTION

システム設計

プログラムから、
世界トップクラスの
製品を支える。

2022年新卒入社K.A.

システム設計とは

システム設計では、装置に搭載されるソフトウェアの開発・設計を担当します。具体的には、制御系や応用系ソフトウェアの開発・設計、ソフトウェアテスト、納品後のフォローに加え、システム開発企画や開発プロジェクト管理なども重要な業務の一つ。一般的なソフトウェアのプログラマーとは異なり、技術・開発部門と連携をしながら構想設計や要件定義を行うため、ソフトウェアだけでなく、装置の原理、セキュリティやネットワーク系の知識も身につけられることが特徴です。

システム設計のやりがいポイント!
  • 自分の作ったソフトウェアが装置に組み込まれ、目に見える形で成果を実感できる。
  • 先輩後輩の垣根を越えて意見を出し合い、創造的な議論ができる環境がある。
  • 携わった製品が宇宙探索や火山研究など、多彩な領域で活躍していることに誇りを感じられる。
求められる資質
入社の動機

論理的思考力と技術が
活かせる、世界トップクラスの
環境へ。

大学と大学院で情報科学を専攻し、ログ解析をテーマにデータ分析の研究を行っていました。この経験を通じて培った論理的思考力やプログラミングスキルを活かし、将来はシステム設計や実装に携わりたいと考えていました。日本電子は世界トップクラスの技術力を持ち、様々な分野で先端的な装置の開発を手がけています。そのような世界的企業で、システム設計の立場から深く関わることができる環境は他にないと感じたことが、入社を決めた理由です。
また、説明会で触れた風通しのよい企業文化も大きな決め手となりました。先輩後輩の枠を超えて意見を交わしながら、一つの製品を作り上げていく姿勢に魅力を感じたのです。さらに、全体的に物腰の柔らかな社員が多く、ここでなら成長ができると確信し入社を決意しました。

現在の仕事内容とやりがい

ソフトウェアで、最先端の装置に命を吹き込む。

現在、私は電子顕微鏡の一種である電子プローブマイクロアナライザ (EPMA)のソフトウェア設計を担当しています。この装置は、電子ビームを試料に照射して発生する特性X線を検出し、試料の化学組成や微細構造を高精度に分析するものです。ソフトウェア設計としての主な業務は、EPMAのソフトウェア設計から実装、テストまでの一連のプロセスを一貫して担当。設計したソフトウェアが実際に装置上で正しく動作するのか確認するため、実験機を用いた検証作業まで行います。またその他にも、軟X線分光器の機能仕様の決定や設計にも携わっています。
この仕事のやりがいは、設計したソフトウェアが装置に組み込まれ、実際に動作する時に感じる大きな達成感です。また、自分の作成した技術報告書が他部署で評価されることも、日々のモチベーションに繋がっています。

印象に残ったエピソード

複雑なコード解読の経験が
教えてくれた、自分なりの
仕事術。

入社当初は、SEM(走査電子顕微鏡)やEDS(エネルギー分散X線分光法)といった基本的な専門用語すら理解できず、戸惑いの連続でしたが、新人研修や生産部門での調整業務、配属先での半年間の研修を通じて徐々に業務に慣れることができました。それでも、EPMA装置のソフトウェアに使われていたソースコードの解読にはとても苦労したことを覚えています。
コードには書き手ごとのクセがあり、さらに後から追加された機能が複雑に絡み合っていたため、より一層解読が難しく感じられたのです。この経験を通じて、分かりやすいコードを書くことは、後々のメンテナンス性や業務の効率化に直結するなどの重要性に気づくことができました。また、業務で困った時には、先輩に相談することで意外と簡単に解決することも多いため、一人で抱え込まずに早めに周囲に相談することを心がけています。

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動画で知るシステム設計の仕事
日本電子の ココ が好き!
ONE DAY SCHEDULEある一日のスケジュール
  • 8:30 出社

    メールチェックや業務内容の整理を行い、当日の作業計画を立てます。

  • 9:00 設計・コーディング

    EPMA装置のソフトウェア設計やコーディング作業に取り組みます。

  • 10:10 実験機で作業

    プログラムが想定通りに動作するのか、実験機を使用して検証と修正を繰り返し行います。

  • 11:50 お昼休み

    同期と食べることもあれば、一人でリラックスする日も。

  • 12:50 会議

    グループで作業の進捗を確認した後、実験結果を基に仕様確認や再設計を行います。

  • 15:10 作業

    議論の結果を反映してソフトウェアを修正・改良。テストを繰り返しながら、機能性や精度の向上に取り組んでいます。

  • 17:30 退社

    フレックスタイム制のため作業の進捗に応じて残業することもありますが、基本的には定時で退社します。