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アルコール中の1,4-ジオキサンの測定 [GC-QMS Application]

MS Tips No.053

平成18年4月より工業用アルコールの自由化に伴い、アルコールの品質管理のために 1,4-ジオキサンの分析依頼が増えてきています。工業用のアルコールは使用用途が多く、日常生活で摂取する酒類から試薬としてのエタノールまでが含まれており、測定対象検体数は莫大なものとなることが予想されます。 これまでアセトン中の 1,4-ジオキサンの分析については、MSTips 015で最適条件を検討しています。しかし、今回のように希釈溶媒がエタノールの場合、アセトンの時とは異なり、通常良く使用される膜厚 (0.25 μm)の分離カラムでは、エタノールと 1,4-ジオキサンの保持時間が近いことから、エタノールのクロマトピークのテーリング現象が、測定対象化合物である 1,4-ジオキサンのピークを妨害し、テーリングの原因となることが確認されています。そこで、分離カラムの膜厚を5 μmと比較的厚いものを当社四重極型質量分析計である “JMS-Q1000GC” に装着して、アルコール中の 1,4-ジオキサンの感度および連続測定における再現性について検討を行いましたので報告します。
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