MSソフトウェア
分析用途に応じた様々なソフトウェアを提供しています。目的に沿ったソフトウェアを使用することで、解析の効率化や解析結果の向上が可能です。
本ページでは、日本電子の目的別ソフトウェアの特長とそのソフトウェアを使用したアプリケーション例についてご紹介します。
msFineAnalysis AI 未知物質構造解析ソフトウェア
特長
msFineAnalysis AIは、GC/EIデータとGC/ソフトイオン化データを組み合わせた新しい定性解析"統合解析"と、2つのAI (メインAI、サポートAI) による"構造解析"を実現した、JEOL製JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alpha専用の未知物質構造解析ソフトウェアです。msFineAnalysisシリーズで搭載してきた機能は全て踏襲しています。msFineAnalysis AIでは様々な機能で得た解析内容に対して自動構造解析が可能です。先進のAIテクノロジーが実現する今までにない自動構造解析システムが、GC-MS定性分析の常識を覆します。
対応機種
JMS-T2000GC
アプリケーション
msFineAnalysis iQ GC-QMS統合定性解析ソフトウェア
特長
msFineAnalysis iQは、GC-QMS用の自動定性解析ソフトウェアです。EIマススペクトルを用いたライブラリーDB検索と、ソフトイオン化法マススペクトルによる分子量確認を組み合わせた "統合解析" を行うことができます。差異分析、デコンボリューション、リテンションインデックス定性機能等の機能も搭載しており、解析精度の向上、作業時間の短縮、作業効率の向上を実現します。
対応機種
JMS-Q1600GC、JMS-TQ4000GC
アプリケーション
熱分解GC/EI法およびPI法を組み合わせた市販ポリプロピレン製品の解析② ~msFineAnalysis iQによる差異分析例の紹介~
msRepeatFinder ポリマー解析用ソフトウェア
特長
msRepeatFinderは、高分解能質量分析計で得られる複雑なポリマーのマススペクトルを、ケンドリックマスディフェクト法で可視化できるソフトウェアです。観測されたポリマーのシリーズについてグループ化(色分け)、分子量分布計算、モノマーや末端基の組成推定が可能です。また2検体間の差異分析により、特徴的なポリマーシリーズの可視化も可能です。
対応機種
JMS-S3000、JMS-T2000GC、JMS-T200GC、JMS-T100LP
アプリケーション
JMS-S3000 "SpiralTOF™-plus"を用いた負イオンモードでのアニオン系界面活性剤の検出および構造解析
JMS-S3000 "SpiralTOF™-plus"を用いた紫外線照射によるポリエチレンテレフタレートの劣化のイメージング質量分析
多成分定量解析ソフトウェア Escrime™
特長
多成分定量解析ソフトウェアEscrime™は、GC-MS用の定量・定性解析ソフトウェアです。定量解析は、クロマトグラムのピークの面積計算、検量線の作成、定量値の算出を自動で行うことはもちろん、その後の面積計算範囲の個別設定、一括変更、定量イオンの変更も可能です。多試料・多成分でも簡単かつ効率的な解析作業が実施できます。
定性解析は、少ない操作でライブラリーサーチ結果を得ることができます。
対象機種
JEOL GC-QMSシリーズ、JMS-TQ4000GC、AccuTOF™ GCシリーズ
アプリケーション
ガスクロマトグラフ質量分析計を使用した水道規制農薬の一斉分析に関する検討
水道水質検査における同一カラムを使用した分析効率化の検討 ~フェノール類、ハロ酢酸類、ホルムアルデヒド、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ジクロロアセトニトリル、抱水クロラール
TQ-DioK ダイオキシン分析プログラム
特長
TQ-DioKは、ダイオキシン・PCB専用定量解析ソフトウェアです。
長年のダイオキシン市場で培った解析ノウハウおよびお客様のご要望に沿った機能を多く搭載したTQ-DioKにより、誰でも簡単にダイオキシン・PCB定量解析を行うことが可能です。
対象機種
JEOL GC-QMSシリーズ、JMS-TQ4000GC
アプリケーション
TECHNOLOGY / CASE STUDY 技術・事例
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