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第44回 分析機器NMRユーザーズミーティング 2022 (大阪)

公開日: 2022/06/14

更新日: 2022/12/14

本年の分析機器NMRユーザーズミーティングは大阪・東京の会場で開催すると同時にWEBでの同時配信を予定しております。

さまざまな分野を網羅した新技術情報や実践的技術情報をお届けします。会場ではポスター展示や装置紹介コーナー設置を予定しておりますので、ユーザーの皆様の情報交換の場として有意義にご活用いただければ幸いです。

当ユーザーズミーティングは弊社装置をお使いの方に限らず、他社装置をお使いの方、装置にご興味がある方、どなたでもご参加できる無料のセミナーです。 ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

【ご連絡】

※ 新型コロナウイルス感染症予防対策といたしまして、今後の状況次第では開催方法に変更等が発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ 新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、懇親会を中止することといたしました。
 懇親会にご参加をご検討いただいていた皆さまにはご迷惑をおかけすることなり大変申し訳ございません。
 何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


※ ご来場の際、受付で名刺を2枚頂戴いたします。お手数ですが事前にご用意をお願いいたします。
※ 同業他社様、代理店様の方々のご登録はお断りする場合がございますので、ご了承ください。

※ 予稿集 (冊子) につきましては、会場参加の方のみに配布いたします。
 ・ オンライン参加の方につきましては、弊社発表のみ後日ダウンロードができます。
※ 各講演の質問につきましては、会場参加の方のみお受けいたします。
 ・ オンライン参加の方につきましては、終了後のアンケートにご記入ください。

※ 開催後、ホームページに発表動画の掲載を行う予定はありません。

主催: 日本電子株式会社

開催日 / 会場

  • 日程:
    2022年12月9日 (金) 10:10 ~ 17:00 (受付 9:40~)
    懇親会 17:00~
  • 会場:
    梅田スカイビル ステラホール
    〒531-6039 大阪市北区大淀中1-1-88
    地図
  • アクセス:
    JR「大阪駅」より徒歩7分
    阪急大阪「梅田駅」より徒歩9分
    Osaka Metro「梅田駅」より徒歩9分

お申し込み方法

  • 参加費:
    無料
  • 申込締切:
    12月2日(金)
    ※お申し込みを終了いたしました。

プログラム

時間 題名
要旨
講演者
09:40 ~ 10:10 受付
10:10 ~ 10:20 開会の挨拶
10:20 ~ 10:50 広帯域パルス:基本的な原理と適用
高磁場NMRにおいて、13C等の広い化学シフト幅を持つ核の全ての信号を通常の矩形波パルスによって一様に励起することは困難である。その問題を解決するため、広帯域パルスと呼ばれる手法がこれまで開発されてきた。広帯域パルスは現在使用されている多くのパルスシーケンスに組み込まれており、現代のNMRにおいて重要な要素の一つと言える。今回は関連する基本的な原理の説明、およびいくつかの代表的な広帯域パルスの紹介を行う。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
魚返 祐太朗
講演者
10:50 ~ 11:20 電子スピン共鳴 (ESR) を用いた鉱物の熱年代学 ~ 地球惑星科学への応用 ~
熱年代学では、ある温度以下になった鉱物や化石がどのくらいの時間存在しているかを評価している。自然放射線を受けて欠陥やラジカルが鉱物や化石に生成するが、その一部は長期間保持され、蓄積していくことが分かっている。その計測法の一つに電子スピン共鳴(ESR)法があり、地球惑星科学や人類学、考古学などの分野で用いられている。ESR法の基礎とともに、熱年代学からみたESRの応用例について紹介する。
国立大学法人神戸大学
谷 篤史 様
講演者
11:20 ~ 11:50 JASONソフトウェアの紹介
JASON (Jeol Analytical SOftware Network) は一昨年リリースされたNMRデータ解析ソフトウェアです。ユニークなユーザーインターフェイスと強力なピーク解析ツールにより、ユーザーのデータ処理と解析の負担を軽減します。
発表ではソフトウェアの概要と各ツールの特徴、また最新の更新についてお話をします。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
西川 忠輝
講演者
11:50 ~ 13:00 昼食/休憩 + 協賛企業からご案内 + ポスター展示
13:00 ~ 13:30 固体13C-NMRによるフェノール樹脂の架橋構造解析
フェノール樹脂は、機械特性や耐熱性に優れており、自動車部品や半導体封止材など幅広い分野で用いられている。また、フェノール樹脂の機械特性や耐熱性は架橋状態に依存するため、フェノール樹脂の架橋構造を分析することは、樹脂設計や製造プロセス開発において重要である。固体NMR法は構造解析に有効な手法であるが、測定に長時間を要する問題がある。本講演では固体13C-NMR法によるフェノール樹脂の架橋構造解析方法と固体NMR測定時間の短縮検討について紹介する。
住べリサーチ株式会社
岡本 隆志 様
講演者
13:30 ~ 14:00 電池材料のNMR解析
NMRはLiやNa、Fなど伝導性イオンを直接観測できることから、電池材料の構造やダイナミクスの解析に広く用いられている。用いるNMR手法は材料や目的によって様々で、一般的な溶液、固体NMR以外にも超高速MAS、オペランド測定、拡散測定などが多様な手法が用いられる。
本発表では、用途に応じた種々の測定手法をアプリケーション事例を交えて紹介する。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
矢澤 宏次
講演者
14:00 ~ 14:30 微化研とNMR
微生物化学研究会は、微生物に関する研究を行い、広く有益な物質を発見するとともに、その開発利用を図ることによって、特に、疾病の予防及び治療の促進に資し、国民の健康と福祉の増進に寄与することを目的として1957年に設立され、これまでに多くの新規生理活性物質を発見してきた。その構造研究においてNMRは重要な役割を担っており、これまでに自身が携わった中で興味深かった内容や構造研究以外のNMRの活用について紹介する。
公益財団法人微生物化学研究会
澤 竜一 様
講演者
14:30 ~ 15:00 新技術発表
本発表では固体プローブと極低温プローブの新製品情報、そしてECZ Luminous™の強みを活かせる溶液三重共鳴プローブの新製品をご紹介いたします。
また最新バージョンのNMRソフトウェアについてもご紹介いたします。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NM開発部
15:00 ~ 15:30 休憩 + ポスター展示
15:30 ~ 16:00 ECZ Luminous™の最新機能とそのアプリケーションの紹介
昨年発表されたECZLuminous™の特徴の一つである多重周波数ドライブシステム (MFDS) についてさらに掘り下げて紹介するとともに、この機能を生かした新たな三重共鳴プローブとそのアプリケーションを紹介します。また今回新たにECZ Lumminous™にPCW法と呼ばれる新しい測定、処理の手法が実装されたため、この手法の特徴やアプリケーションも合わせて紹介します。これらの新機能を用いて今まで得られなかった新たな知見を手に入れていただければ幸いです。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
吉田 恵一
講演者
16:00 ~ 16:50 Mehr Licht!
NMRは固体~気体まで試料形態を選ばないことや、周期表の約75%の核に対して核種ごとの動的・静的構造情報を得ることが出来るなど、他の分光法にない優れた特質を持つ方法であるが、唯一の欠点として、感度が低い。。。近年、感度向上できる動的核分極法が注目されているが、装置のお値段もさることながら、試料への制約もある。本講演では、ちょっとした工夫による感度向上の試みについて紹介する。それ試してみたいと思われる方は、日本電子さんに分光計への実装を要望してみると、そのうちやってもらえるかも?
国立大学法人京都大学
竹腰 清乃理 様
講演者
16:50 ~ 17:00 閉会の挨拶
17:00 ~ 18:00 実機・ポスター展示 (懇親会は中止いたします。ご了承ください。)

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

日本電子株式会社
ユーザーズミーティング事務局
E-mail: jeolum[at]jeol.co.jp
※ [at]は@に、ご変更ください。

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