第11回 基礎型NMRユーザーズミーティング
公開日: 2020/06/22
第11回 基礎型NMRユーザーズミーティングで予定していた講演をWEBセミナーで開催します。
【第一部】 分解能が上がらない! 原因と対策
溶液NMRにとって、分解能は最も重要な要素の一つです。現在普及している多くの装置では、分解能調整が自動で行われ、手軽に測定できるようになりました。
しかし、良い分解能が得られない場合もあります。分解能が上がらない原因は様々です。試料調製やシム調整の方法次第で分解能は左右されます。これらの事に気を付けると、分解能の改善が期待できます。
今回は、溶液試料について、シム調整の概要と、測定前に注意する事項についてご紹介します。
【第二部】構造解析 はじめの一歩
有機化合物の構造解析において、NMR分析から多くの情報を得ることができます。
特に、二次元NMRスペクトルは隣接する1H同士や1H-13C間の相関が容易に分かります。
本発表では、NMRを使った構造解析になじみのない方を対象として、二次元NMR測定のHMQC、COSY、HMBCを中心としたパズルアサイメント法という解析手法をご紹介します。
この手法を用いることで、一次元スペクトルの複雑な分裂パターンを解析することなく、パズルを解くように構造を導き出すことができます。
【第三部】基礎から学ぶ固体NMR 基礎編
近年、固体NMRは様々な分野で広く使われる測定手法の一つとなってきました。
しかしながら固体NMRをこれから始めようと考えている方や実際に始めたばかりの方からすると固体NMRは難しいと感じているかもしれません。
今回の発表では、固体NMRをより身近に感じていただくことを目的として、固体NMRの基礎的な知識や特徴をご紹介いたします。
本セミナーは、WEB上で開催されます。WEBに接続できる環境であれば、パソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレットからも参加することができます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
主催: 日本電子株式会社
開催日/詳細
- 日程:
2020年7月9日(木)
【第一部】 17:00~17:40
【第二部】 17:40~18:20
【第三部】 18:20~19:00
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参加費/定員
- 参加費:
無料 - 定員:
300名
※先着順での受付となります。お早目にお申込みください。
お申し込み方法
- お申込みはこちらから
※WEBセミナーの登録・参加方法に変更があります。詳細は こちら (PDF 955KB)をご覧ください。
※配布資料は、開催当日(7/9)の15:00にご登録者の皆様に配布します。
※競合他社の方のご登録はお断りする場合がございますので、ご了承ください。
お問合せ
- 日本電子株式会社
デマンド推進本部
廣川 (ひろかわ)
jeol_event[at]jeol.co.jp
※ [at]は@に、ご変更ください。