Leica EM ICEは、氷晶を発生することなく凍結試料を作製する高圧凍結装置です。
当装置で行う、高圧凍結法は含水試料をそのままの状態にとどめ、最大限構造を保持します。懸濁液や単相細胞培養、細胞組織の凍結固定が可能となります。また、高圧凍結と連動した光刺激機能(オプション)によりシナプス小胞の融合など非常にダイナミックな過程をナノメートルの空間分解能とミリ秒単位の時間分可能で可視化することが出来ます。
特長
素早く、効率的に操作できます
プログラムされたローテーション:ソフトウェアで試料デュワー内のサンプルポジション、名前、および数をプログラミング
3つの分離されたポジション:3つの異なる試料、又は同じ試料の異なる状態を次々と凍結することができます
連続した凍結サイクル:大切なサンプルに集中でき時間も節約できます
サンプルの安全性:サンプル保存用デュワーに液体窒素が自動補充されます
仕様・オプション
本体 | (W)116x(D)79x(H)128.5cm 380kg ※ワークステーション含む ※装置に液体窒素を充填した場合、12kg増加します |
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梱包時 | (W)89x(D)151x(H)155cm 510kg |
作業スペース | 装置周囲 (前)60x (後)5x (左)3x (右)3cm |
消費電力 | AC200-240V, 50/60Hz, 最大 1400 W (待機時 160 W) |
液体窒素消費 | 30L/day (装置冷却用を含む) |
相対湿度 | < 55% (結露なし) |
作動温度 | +15℃ ~ +30℃ |
保管温度 | +5℃ ~ +35℃ |