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11B測定におけるバックグラウンド

NM060010

11B測定では29Si測定の場合と同じくバックグラウンドが問題になることがあります。サンプルチューブ由来のバックグラウンドは石英やフッ素樹脂製試料管を使用することにより低減することができますがプローブに含まれるガラスやセラミック由来 のバックグラウンドは消去できません。

弊社は、標準プローブ構成部品のガラスやセラミックの素材を検討して11Bの バックグラウンドを低減しました。

40TH5AT/FG2(5mmφ)
40TH5AT/FG2(5mmφ)
40T10/AT(10mmφ)
40T10/AT(10mmφ)

スペクトルは400MHzのNMR装置でそれぞれ5mmφ、10mmφに対応したプローブの11Bスペクトルです。 上段のスペクトルは試料管がない状態の11Bスペクトルです。バックグラウンドがほとんどないことが確認できます。中段、下段はフェニルホウ酸(1.0×10-2M) の11Bスペクトルです。一般的に使用されています耐熱ガラス試料管(下段)では11Bのバックグラウンドが現れますので、測定の際には石英あるいはフッ素樹脂製の試料管(中段)のご使用をお薦めします。

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