定量NMR市場に向けたテクニカルパートナーシップ契約の締結 -株式会社JEOL RESONANCEとMestrelab Research S.L.は
定量NMR自動分析システムを共同で開発することに合意-

2017/04/27

日本電子株式会社(代表取締役社長 栗原権右衛門)の連結子会社である 株式会社JEOL RESONANCE(代表取締役社長 穴井孝弘、以下JEOL)とMestrelab Research S.L.(CEO Santi Dominguez, 以下Mestrelab)は、定量NMR市場に向けた製品開発においてテクニカルパートナーシップを締結することで合意しました。

共同で開発する製品は「すべてのユーザへの分析アシスト」をコンセプトにした、定量NMR自動分析(測定、解析、レポート作成)システムです。

定量NMR(quantitative NMR : 以下qNMR)は、分析対象物と同じ標準品を必要とせず、正確で定量的な分析結果を得ることができる方法です。標準品の純度評価に適用することができるため、2012年、日本薬局(16局、第一追補)に収載されました。近年様々な分野において注目されているqNMRは、クロマトグラフィなどの定量分析の信頼性向上に役立てられ、qNMRの標準化が世界中の専門家によって議論され始めています。

このように、qNMRの活用は化学および製薬分野などの品質管理において、今後急速に増加していくことが予想されます。品質管理目的の分析では多数のサンプルを効率的かつ正確に測定する必要があります。また、NMRの使用経験のない担当者が分析を行い、測定結果を評価する場面が想定されます。

そこで、JEOLとMestrelabは、ユーザーフレンドリーな定量NMR自動分析システムを共同で開発することで合意に至りました。 MasterlabのNMRソフトウェアはユーザの要望に応えられる幅広いアプリケーション機能を持ち、特に欧州を中心に海外での認知度が高く、多くのユーザを抱えています。qNMR用には、全自動で処理を行うソフトウェアを有しており、今後普及が見込まれる非エキスパート向けの市場にマッチした製品となっています。

JEOLとMestrelabは本システムの開発を進めており、2017年7月にポーランドのワルシャワで行われるEUROMAR 2017(ヨーロッパ最大のNMR国際学会)で紹介する予定です。

日本電子株式会社

電子顕微鏡をはじめとする最先端理科学機器のリーディングカンパニーです。
「創造と開発」の理念の基1949年の創業以来、常にお客様の立場に立ち、様々なソリューションの提供を続けています。
https://www.jeol.co.jp/

株式会社JEOL RESONANCE

日本電子株式会社の100%子会社。2011年4月設立。同社の使命は、核磁気共鳴装置、電子スピン共鳴装置(NMR 、ESR)の新技術、ハイエンド製品、および新しいアプリケーションの開発およびその製造です。

Mestrelab Research S.L.

Mestrelab Research S.L.はスペインに本拠を置くソフトウェアメーカーであり、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学のスピンオフとして2004年に設立されました。
同社の使命は、分析機器と化学者の間の汎用的な処理と分析のインターフェースとなるソフトウェアソリューションを開発、販売することです。
http://mestrelab.com/
Mestrelab Research S.L.

本件に対する問い合わせ先

  • 株式会社JEOL RESONANCE : jri-pr@j-resonance.com
  • Mestrelab Marketing team : Marketing@mestrelab.com TEL: +34 881 976 775