理研CLST-JEOL連携センターシンポジウム: 革新的分析・診断機器開発のためのプラットフォームの構築

2017/09/15
このたび、平成26年に国立研究開発法人理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター (CLST [1] ) と日本電子株式会社が設立した「理研CLST-JEOL連携センター」は、おかげさまで設立3周年を迎えました。
この間、高感度・高分解能を有する固体NMR [2] 解析法の確立と世界最高磁場NMRの研究開発、およびPET (陽電子放射断層画像法)  [3] やMRI(磁気共鳴画像法)  [4] などによる分子イメージングと光学/電子顕微鏡観察を組み合わせる4Dスーパーマルチモダル・イメージング技術の開発を目的とした活動を行い、各方面より高いご評価を頂いてまいりました。これもひとえに皆様の温かいご支援とご指導の賜物と厚く御礼申しあげます。
今回のシンポジウムでは、連携センター設立からの取り組みにより得られた活用技術やアプリケーション基盤の成果を中心に各種最新の研究について発表いたします。
時節柄ご多忙と存じますが何卒ご参加下さいますよう謹んでお願い申しあげます。
 

主催: 日本電子株式会社・株式会社JEOL RESONANCE・理化学研究所

開催日/会場

  • 日程:
    2017年10月12日(木) 13:00~17:30
  • 会場:
    時事通信ホール
    東京都中央区銀座5-15-8
    地図
  • 交通・アクセス
    都営大江戸線築地市場駅(A3出口)から徒歩4分
    東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線銀座駅から徒歩7分

お申し込み・プログラム

関連リンク

補足説明

  • [1] 理研ライフサイエンス技術基盤研究センター
    生命分子システム基盤研究領域、オミックス基盤研究領域、分子イメージング科学研究センターを前身として2013年4月に発足。ライフサイエンスの成果を創薬・医療につなげるために必須となる新しい技術を確立し、ヒトを含む生命活動の全体像を捉えるライフサイエンスの新たな潮流を生み出すことを目標としている。横浜、神戸、和光に研究室を持つ。
  • [2] NMR(核磁気共鳴装置)
    Nuclear Magnetic Resonanceの略。原子核には核スピンがあり、これがゼロではない水素や炭素原子は強い磁場の中に置かれると、2つのエネルギー状態に分かれることが知られている。このエネルギー差に相当する電磁波を当てると、共鳴現象が起きて電磁波が吸収される。その振動数は、原子核の種類と磁場の強さで決まるが、原子核の周りの電子の状態に影響されるので、周辺の電子の分布や原子の結合状態を知る手がかりになる。NMRはこの現象を分子構造の決定手段として利用する。溶媒に分子を溶解させて計測する「溶液NMR法」や固体状態の分子を計測する「固体NMR法」などがある。
  • [3] PET(陽電子放射断層画像法)
    Positron Emission Tomographyの略。陽電子を放出する放射性同位体を薬などの分子に組み込んで個体に投与し、体内で崩壊して放出されるγ線を測定して分子の体内分布を見る方法。陽電子放出核種である11Cや18Fなどで標識した薬剤(分子)をPETプローブという。
  • [4] MRI(磁気共鳴画像法)
    Magnetic Resonance Imagingの略。
    磁気と電磁波、それに水素原子の動きを利用して、主に身体の解剖学的な情報を得る技術。水素原子には、磁気に反応する性質があるため、磁場をつくる装置の中で体に電磁波を当てると、体内の水素原子が反応して信号を発する。その信号をとらえコンピューターで解析して画像にする。