• 概要

果物の葉の比較と定量分析

植物の種類による含有元素の比較

蛍光X線分析法では植物中に含有する含有成分を簡単に分析できますここではリンゴ、モモ、トマトの3種類の果物の葉(乾燥・微粉砕済)を円盤状に加圧成型し真空中で測定しました。植物の種類によりMg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)、Si(ケイ素)、P(リン)、S(硫黄)、K(カリウム)、Ca(カルシウム)などのミネラル成分に大きな差異があることが判りました。なお、チャート中でRh(ロジウム)はX線管からの散乱線です。

JEOL XRF FP法

トマトの葉(黒いチャート)の定量分析結果

FP法(標準試料なしの理論計算)によるトマトの定量分析結果を示します。蛍光X線分析装置で検出できないセルロース成分を(C6H10O5)としてFP法で計算しています。トマトの葉はMg、P、S、K、Ca、Brなどのミネラルを豊富に含有していることが確認できました。

成分 XRF 標準値
Mg 1.10 1.20
Al 0.00 0.06
Si 0.25 -
P 0.218 0.216
S 1.04 0.96
Cl 0.67 0.66
K 2.61 2.70
Ca 4.62 5.05
成分 XRF 標準値
Ti 0.004 -
Mn 0.025 0.025
Fe 0.038 0.037
Cu 0.003 -
Zn 0.003 0.003
Br 0.11 0.13
C6H10O5 96.7
(セルロース) ms%
このページの印刷用PDFはこちら。
クリックすると別ウィンドウが開きます。

PDF 137KB

関連製品 RELATED PRODUCT