Close Btn

Select Your Regional site

Close

定量NMR 法による革新的計量トレーサビリティの実現

日本電子News Vol.44, 2012 井原 俊英、齋藤 剛
産業技術総合研究所 計測標準研究部門

食品や環境中の有害成分の正確な分析には標準物質が不可欠であるが、特に有機化合物に関しては、多様かつ急増するニーズに標準物質の供給が追いつかない状況にある。そこで、分析技術を高度化することによって、1 つの基準となる物質から多様な有機化合物の定量を可能とする方法を開発した。具体的には、水素原子を対象とす
る核磁気共鳴法に着目し、異なる化学シフトの水素原子の信号量を精密に比較できるように改良することで、水素原子の基準から多様な有機標準物質に対して実用的な不確かさでの定量分析を可能とした。この成果により、国家標準物質の種類を最小限にできる革新的な計量トレーサビリティが実現され、食品分析や環境分析に用いる標準
物質の拡充を迅速に進められる見通しを得た。

続きは、日本電子News Vol.44のPDFファイルをご覧ください。

PDF 4.61MB

分野別ソリューション

閉じるボタン
注意アイコン

あなたは、医療関係者ですか?

いいえ(前の画面に戻る)

これ以降の製品情報ページは、医療関係者を対象としています。
一般の方への情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

やさしい科学

主なJEOL製品の仕組みや応用について、
わかりやすく解説しています。

お問い合わせ

日本電子では、お客様に安心して製品をお使い頂くために、
様々なサポート体制でお客様をバックアップしております。お気軽にお問い合わせください。