CLEM for Life Science - polish CLEM / milling CLEM -
特長

Sample HeLa cells (Stained with ORP3 localized in nucleus and cell membrane and Rab11 localized in recycling endosome)
Imaging device Confocal: A1, 60x SEM: JSM-7900F
転写マーカー付ディッシュ等の上で細胞を培養し、光学顕微鏡(LM)観察後、ディッシュマーカーを元に同一視野を研磨等により表面に露出させ、SEMで観察する手法です。超薄切片作成を必要としないため、LMで観察した細胞の内部構造を、SEMで簡便に観察をすることができます。また、miXcroscopy™を使用すると、同一視野観察同定が容易になります。
polish CLEM / milling CLEM Workflow
1. 細胞培養
マーカー付ディッシュ、グリッド付きカバーガラス等、位置を特定できるディッシュ上で細胞を培養します

2. LM観察(生細胞)
LM像を取得します
マーカー付ディッシュの位置情報を記録しておきます

3. 前固定・染色
細胞の化学固定、免疫染色等を行います

4. LM観察(固定細胞)
染色した試料のLM像を取得します
マーカー付ディッシュの位置情報を記録しておきます

5. 後固定/樹脂包埋
細胞を樹脂包埋します
細胞ごと樹脂を剥がすと、マーカーが転写されます

*座標取込
miXcroscopy™を使用するときは、この時点で専用ホルダに試料を取り付け、SEMに位置情報を入力しておきます

6. 機械研磨 / イオンミリング
研磨、イオンミリング等により細胞観察面を露出します

7. コーティング
試料表面にコーティングを施します

8. SEM観察
SEM像を取得します
miXcroscopy™を使用すると、LM像と同一視野を容易に同定することができます
