TCカレッジ令和3年度セミナー (技術・研究支援概論) 第1回講演会(日本電子株式会社) NMR装置のトラブルシューティングと応用技術開発
公開日: 2021/10/15
大型計測分析装置については、機関に導入される数が限定されるという事情から、一つの設備で様々な要望に応えた測定を実施することが求められます。しかしながら、一つの設備で全ての要望を満足するというのは現実的には困難であり、中には一つの設備ではカバーできない要望が寄せられることもあります。
そこで、設備を運用する担当者は、日常からできるだけ多くの要望に応えられるように設備の状態を維持し、その設備の制御可能な範囲を理解した上で、一つの設備で対応可能な範囲を把握することで、寄せられるユーザーからの要望への対応可否を判断することになります。
本講演では、核磁気共鳴装置を題材として、トラブルフォローを含めて日常的な設備の管理でどのような点に気を配るべきか、設備の状態をどのように把握していくか、また、設備の設定可能な範囲を把握した上でユーザーの要望に応えられるかをどのように判断していくか、さらに追加の設定ファイル(パルスプログラム)などを開発することで新規の手法をどのように具現化していくかなどといった、設備管理者が直面する具体的な事例を交えながら、ノウハウを紹介していただきます。
主催: 東京工業大学オー プンファシリティセンター TCカレッジ
協力: 日本電子株式会社
開催日/会場
- 日程:
2021年10月29日(金) 13:30~15:30 - 会場:
オンライン開催 (Zoom)
お申し込み
- 参加費:
無料 (事前登録制) - お申し込み方法:
東京工業大学オープンファシリティセンターのWEBサイトへリンクしております。
プログラム
司会・進行: 東京工業大学オープンファシリティセンター 分析部門 清 悦久
13:30~13:35 | 開会挨拶・TCカレッジの紹介 東京工業大学 TCカレッジ長 江端 新吾 |
13:35~14:05 | 第1部 「大型計測分析装置 (核磁気共鳴装置) の管理と現状把握 ~ユーザー対応とチオラブルフォローを事例として~」 日本電子株式会社 経営戦略室オープンイノベーション推進室・室長代理 高杉 憲司 |
14:05~14:45 | 第2部 「大型計測分析装置 (核磁気共鳴装置) の高度な要望への対応と新規手法開発 ~糖鎖の分析と蛋白質計測の新規手法開発の進め方~」 日本電子株式会社 経営戦略室オープンイノベーション推進室・室長代理 高杉 憲司 |
14:45~14:55 | 質疑応答 |
14:55~15:00 | 閉会挨拶 日本電子株式会社 経営戦略室・副室長 杉沢 寿志 |
- プログラムは変更される場合があります。予めご了承ください。
- 駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用下さい。
- お申し込みから1週間経過後、弊社より返信が届かない場合、恐れ入りますがお問合せ先までご連絡ください。
- キャンセルまたは出席者変更の場合は前日までにご連絡ください。それ以降の出席者変更は当日受付にてお伺いいたします。
お問い合わせ先
東京工業大学オープンファシリティーセンター
TCカレッジ事務局
E-mail:tccoll-office[at]ofc.titech.ac.jp
※上記の[at]は@に置き換えてください