第13回 TEMユーザーズミーティング (オンライン)
弊社では毎年、装置をお使いの皆様と直接お会いし、ご意見を頂戴する場として、またユーザーの皆様の間での情報交換の場としてユーザーズミーティングを開催してまいりました。ただ今年は新型コロナウイルスの感染症拡大のため、お客様と従業員等の健康と安全を第一に考え、オンラインで開催とさせて頂きます。
会期当日1月15日 (金) 16:00より東京大学 大学院工学系研究科総合研究機構 石川 亮先生の「TVレート原子分解能STEM法の開発と応用」をウェビナーにて行い、同時に他講演の動画を掲載させて頂きます。石川先生のご講演の申し込みにつきましては添付フォームより登録をお願いいたします。
オンラインユーザーズミーティングは弊社装置をお使いの方に限らず、他社装置をお使いの方、装置にご興味がある方、どなたでもご参加できる無料のセミナーです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
公開期間は2021年1月31日 (日)をもちまして終了いたしました。
ウェビナー
TVレート原子分解能STEM法の開発と応用
1月15日 (金) 16:00~16:30 (ライブ配信のみ)
EM_1
収差補正装置の普及により、原子分解能STEMによるイメージングや元素マッピングは市民権を得つつあります。しかし、化学反応などを本質的に理解するには、原子レベルでのダイナミクスを捉えるための新たな結像法の開発が必要不可欠です。
本講演では、新たに開発を行った原子分解能を有する高速STEM法 (25 fps) について紹介します。

講師
石川 亮 様
東京大学 大学院
工学系研究科総合研究機構
オンデマンド
オンデマンド配信は会期になりましたら、視聴できます。
クライオ電子トモグラフィーでバクテリアを観察する
- ゲノムDNAを包む細胞内膜を持つ新種細菌の発見-
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
EM_2
微生物は肉眼で見ることができないため、細胞の観察には顕微鏡が必要不可欠です。私は環境に生息する新しい微生物を探索し、顕微鏡などを用いて特徴付け、学術的・社会的に役立てる研究を進めています。最近、私が発見した新種のバクテリア (細菌) が、既知のバクテリアにはない新規な細胞構造をもつことを発見しました。
今回、電界放出形クライオ電子顕微鏡及びトモグラフィーを用いて、その細胞構造を詳細に観察し特徴付けた内容を紹介します。

講師
片山 泰樹 様
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
地圏資源環境研究部門
ウルトラミクロトームによる高分子試料作製方法
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
EM_3
ウルトラミクロトームは、これまで主として樹脂包埋された生物試料のTEM用超薄切片作製装置として利用されていましたが、近年では高分子などのソフトマテリアルの薄膜試料作製に利用され始めています。高分子材料は形状や性質が幅広く、個々の材料に応じた前処理が必要です。本セミナーでは、ウルトラミクロトームによる高分子試料の薄膜試料作製方法のポイントをご紹介します。

講師
濱元 千絵子
日本電子株式会社
EM事業ユニット
EMアプリケーション部
GRAND ARM™を超えたGRAND ARM™ "GRAND ARM™2"の紹介
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
EM_4
GRAND ARM™2では、新たに開発された新型対物レンズ"FHP2"による超高空間分解能と高感度元素分析が両立され、エンクロージャーで装置を囲うことにより環境、外乱対策の強化を行っています。また、ユーザービリティを追求した様々な新機能の追加も行っています。これらの新要素、新機能に加えて、最新のデータや新しいアタッチメントなどの紹介も行います。

講師
橋口 裕樹
日本電子株式会社
EM事業ユニット
EMアプリケーション部
超高速の時間分解技術を用いた新しいTEM観察法のご紹介
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
EM_5
私たちはIDES社と共同で、超高速の時間分解技術を使ったTEM/STEM観察手法の開発に取り組んでいます。数十ナノ秒オーダーの静電型ブランキング技術を駆使して、電子ドーズ量をシームレスかつ自在に変化させながら観察したり、超高速の動画を撮影することが可能になりました。また、レーザー(連続または高速パルス)を試料に照射することにより材料組織に発生する変化を観察した例も紹介します。

講師
佐々木 健夫
日本電子株式会社
EM事業ユニット
EM第2技術開発部
リモートシェアリング導入について
-新たな観察・分析スタイルをご提案-
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
EM_6
離れた拠点の装置を利用したい、離れた拠点のメンバーと情報共有して観察・分析を行いたい、そんなご要望にお応えします。
ネットワークを活用した人と装置を繋げる2つのシステムをご紹介します。

講師
田村 亘
日本電子株式会社
フィールドソリューション事業部
サービス企画推進本部
装置導入方法に関するご提案
1月15日 (金) 16:00~ (オンデマンド配信)
その他
限られたご予算で成果を上げることを求められている昨今、従来のように装置をご購入頂くことだけが装置導入方法ではありません。これまでとは異なる装置導入方法をご紹介いたします。

講師
浅冨 華恵 / 増田 裕洪
日本電子株式会社
科学・計測機器営業本部
キャンペーン
お問い合わせ
日本電子株式会社
ユーザーズミーティング事務局
E-mail: jeolum[at]jeol.co.jp
[at]は@に、ご変更ください。