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第70回日本医学検査学会

会期: 2021年5月15日(土)~6月14日(月)

JEOL Online EXPO オンライン展示会の「第70回日本医学検査学会」ページにお越しいただきありがとうございます。こちらでは学会展示場ではご紹介仕切れなかったものも含め、フルラインナップでその特徴を紹介させていただきます。
また、実際に装置をお使いのユーザー様の声も掲載しております。是非ご一読いただければと思います。
ご不明な点などございましたら、オンライン個別相談会にてご説明させていただきたく、お申し込みいただければ幸いです。

製品情報

JCA-BM9130 自動分析装置 BioMajesty™

BioMajesty™の検体希釈機構を利用し、HbA1c 測定の前処理操作 (溶血) を完全自動化。
データチェック機構やアプリケーションの充実を図りデータの信頼性を高めました。

  • 使いやすさを探求

    BM9130はHbA1c測定の前処理操作 (溶血) を完全に自動化し、糖尿病検査項目であるHbA1cとGlu等を同一採血管にて同時分析でき、HbA1cとGluは装置の処理能力を減らすことなく分析することができます。HbA1c試薬は、酵素法、ラテックス法の両法に対応でき、多検体架設可能な検体ラックハンドラー (オプション) を使用することにより、長時間連続分析を実現し、稼働率の向上をはかることができます。

  • 速さを極める

    比色系の処理速度は1,200テスト/時と高速であり、例えば糖尿病検査項目であるHbA1c、Gluのどちらか単項目であれば1,200検体/時、同時2項目であれば、600検体/時の高速処理ができます。HbA1c測定時には溶血液を使用し、比色系項目の測定時には生理食塩水にて検体希釈を行います。電解質は新型高速ISE (600テスト/時) を採用し、比色との混在分析でも比色系の処理能力が落ちることなく、合わせて1,800テスト/時の処理速度を実現します。

  • 微量化と精度の両立

    最少検体分注量1 μLと最少反応液量50 μLの超微量測定を実現しています。判定補助機能を使った正確なデータサポート機能やサンプル詰まりセンサーが、微量測定技術を支えています。

JCA-BM9130 自動分析装置 BioMajesty(TM)

特長

HbA1cの測定原理

測定原理

測定原理

ダイヤグラム (例:酵素法)

ダイヤグラム (例:酵素法)

ピペット洗浄

ピペットの内壁/外壁洗浄を同時に行い、キャリーオーバーを可能な限り減らしました。ピペット表面の研磨を変えることで洗浄時の残水の影響を抑え、安定したデータが得られます。

ピペット洗浄

希釈液(純水・生食)切り替えバルブ

希釈液 (純水・生食) の切り替えはレバーひとつで行えますので、例えば、夜間に糖尿病検査項目の測定、昼間に生化・免疫・薬物項目の測定といった運用の切り替えが簡単に行えます。

希釈液(純水・生食)切り替えバルブ
希釈液(純水・生食)切り替えバルブ
  • 検体セット

    遠心分離をした採血管を、サンプルターンテーブル①またはラックハンドラー (オプション) にセットします。

  • 血球吸引

    希釈ピペット②が採血管の底部まで下降し、血球成分を吸引します。通常より深く検体に挿入するため、形状の細いピペットを使用しています。

  • 溶血

    血球を所定の溶血液とともに希釈ターンテーブル③上のセルに分注し、溶血処理を行います。

  • 希釈ピペットの洗浄

    通常のピペット洗浄時よりも洗浄範囲を拡げ、ピペット先端を洗浄ポート④内に60 mm下降させ、ピペットの内外壁の汚れを洗い流します。

  • 溶血検体分注〜反応

    予め第1試薬⑤が分注された回転反応器のセル⑥に溶血検体を分注し、撹拌⑦を行います。5分後、第2試薬⑧分注、撹拌⑨を行います。

  • HbA1cを測定

    ダイヤグラムに従いHbA1c (%) を算出します。

    • 酵素法の場合、1チャンネル2項目測定の機能を使ってHbとHbA1cの測定を行い、項目間演算によりHbA1c (%) を算出します。

仕様・オプション

仕様

処理能力 最大 1,800 テスト/時 (電解質ユニット付)
生化学 最大 1,200 テスト/時
電解質 最大 600 テスト/時
検体処理能力 最大 1,200 検体 /時
同時分析項目 最大 100 項目 (ISE 分析 103 項目)
検 体 ターンテーブル方式
検体供給部 84 検体、検体 ID バーコード
保冷部 (専用希釈液、キャリブレータ、コントロール):61 種
外部搬送ライン対応 ※
元検体分注量 1.48 µL ( HbA1c のみ ) 、2~30 µL ( 0.1 µLステップ )
採血管 5 mL, 7 mL, 10 mL
測定試料 血球、血漿、血清および尿
希釈機能 希釈率:101倍 (HbA1cのみ)、1~75×75倍、希釈ポート:専用希釈セル
分析試料量 (希釈後) 1~25 µL (0.1 µL ステップ)
試薬 ターンテーブル方式 試薬バーコード
試薬容器 20 mL、40 mL:全試薬保冷
試薬量 / 項目 各試薬 5~70 µL (0.1µL ステップ)
反応ディスク ターンテーブル方式
反応液量 50~120µL
攪拌 回転攪拌方式
測定 全反応過程測定
測定ポイント 最大 98 ポイント (6 秒毎:10 分反応時)
測定波長 340~884 nm (14 波長)、1 波長または 2 波長演算
寸法 分析部 1,480(W)×924(D)×1,133(H) mm
操作部 600(W)×610(D)×1,104(H) mm
質量 600 kg
消費電力 最大3 kVA

オプション

検体ラックハンドラー

ラック投入による自動スタート機能により、5検体ラックの随時供給を可能にし、検体を次々に高速処理します。
割込検体の随時処理も可能で、多種採血管を混在して使用できます。

検体架設数 供給/ 回収 各100検体 供給/ 回収 各300検体
緊急検体投入口 緊急検体ラック投入口有(5ラック連続) 緊急検体ラック投入口有
検体ラック 日本電子製5 検体ラック(5色)
(一般、至急、キャリブレーション、コントロール)
検体容器 採血管:5 mL  採血管(φ 13 mm × 75 mm)
    7 mL  採血管(φ 13 mm × 100 mm)
     10 mL   採血管(φ 16 mm × 100 mm)
サンプルカップ:JEOL サンプルカップ他
検体認識 検体ID、ラックID
検体容器の有無検出
設置電源 0.5 kVA(本体電源供給)
AC100 V ± 10 V、50/60 Hz、D 種接地
0.3 kVA(本体電源供給)
AC100 V ± 10 V、50/60 Hz、D 種接地
寸法(mm) 700 (W) × 1,000 (D) × 1,170 (H) 1,323 (W) × 863 (D) × 1,139 (H)
質量 115 kg 131 kg
  • 電解質分析装置

  • 純水製造装置

  • 試薬ターンテーブル 56

  • 試薬ターンテーブル 66

  • 大容量試薬ボトル

  • 3試薬システム

  • 外部搬送接続

一般的名称 :ディスクリート方式臨床化学自動分析装置
販売名 :JCA-BM シリーズ 自動分析装置 クリナライザ (JCA-BM9130)
一般医療機器(特定保守管理医療機器 該当、設置管理医療機器 該当)
第3種医療機器製造販売業許可番号:13B3X00100
医療機器製造販売届出番号:13B3X00100000001

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