英国王立化学会東京国際会議「アナリストポスター賞」の受賞について

2021/01/19

主催

Royal Society of Chemistry - JAPAN Analytical Instruments Manufacturers' Association(英国王立化学会・日本分析機器工業会)

受賞名

Analyst Poster Award (アナリストポスター賞)

Analyst Poster Award (アナリストポスター賞)

受賞年月日

2020年12月16日 (水)

題目

「Atomic-Scale Visualization for Organic Surfactant Molecule on CeO2 Nanocrystal」(セリアナノ結晶上の有機分子鎖の原子レベル観察)

受賞者名

斎藤光浩 (経営戦略室オープンイノベーション室 / 東京大学日本電子産学連携室兼任)、郝 暁東 (狭西科技大学)、井上和俊 (東北大学)、高見誠一 (名古屋大学)、阿尻雅文 (東北大学)、幾原雄一 (東京大学)

受賞のポイント

この会議はJASISのイベントの一つとして、英国王立化学会との共催によるバイオ・化学系の分析技術に関する国際会議であり、オンライン形式で2020年12月15日・16日にて実施された。閉会式でポスター賞受賞者の発表があり、最優秀賞であるアナリストポスター賞が3名、優秀賞が4名の計7名が選出された。

当社製、球面収差補正走査透過型電顕 (JEM-ARM200F) を用いて、電子線の収束角、デフォーカス、環状暗視野検出器の検出角 (17~34 mrad) 等、単一有機分子鎖の撮像に最適な観察条件を系統的に検討したことで (図)、セリア (CeO2) ナノ粒子表面に吸着している有機分子鎖が粒子間を架橋する様子の観察に成功したという報告である。STEMによる実像観察技術を分析化学の分野で示したことが評価された。

図. 環状検出器の検出角を変えて撮影した環状暗視野(ADF-STEM)像

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