産業技術総合研究所と大阪大学産業科学研究所の研究チームによる、IDES社製試料レーザー照射装置が組込まれた当社の透過型電子顕微鏡JEM-ARM300Fのデータが、M&M 2021(米国)で発表されます

2021/07/14

国立研究開発法人産業技術総合研究所 材料・化学領域ナノ材料研究部門 電子顕微鏡グループの千賀亮典主任研究員と大阪大学 産業科学研究所 産業科学ナノテクノロジーセンター ナノ構造・機能評価研究分野の末永和知教授のグループは、カーボン膜上の鉄微粒子試料を用い、電子顕微鏡観察中にレーザー光を試料に照射することによって、カーボンナノチューブあるいはタマネギ状のカーボンナノ構造が合成されていく動画を、原子分解能レベルで記録することに成功しました。

本測定は、当社の米国子会社Integrated Dynamic Electron Solutions, Inc.により開発された試料へのレーザー照射装置Luminary Microが組み込まれた日本電子製300 kV冷陰極電界放出形透過電子顕微鏡JEM-ARM300Fを用いて行われました。Luminary Microを用いれば、試料に対してレーザーの位置や焦点が精密に制御することができます。これにより、レーザーを電子顕微鏡観察視野の局所領域に照射できるのでその場観察実験中においても試料ドリフトを抑えることができ、非常に高い分解能での観察が可能となります。

本研究内容につきまして、8月1日 (日) から8月5日 (木)、米国にて開催されますMicroscopy and Microanalysis (M&M) Meeting2021で千賀亮典主任研究員により詳しく発表されます。

Presentation

  • Poster Title:
    In-situ TEM observation of the growth process of carbon nanomaterials by laser irradiation
  • Presenter:
    Dr. Ryosuke Senga et al. Poster Presentation Number: 787
  • Symposium:
    P01.P2 - Advanced Imaging and Spectroscopy for Nanoscale Materials Characterization
  • Symposium Date:
    Wednesday, August 4, 2021
  • Symposium Time:
    4:30 PM - 6:00 PM EST (US Eastern Standard Time)

発表される動画の一部を下記リンクより閲覧できます。

関連リンク