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クライオ電顕により、水素原子の可視化に成功

公開日: 2023/06/21

当社のクライオ電子顕微鏡(CRYO ARM™ 300)を使用した研究成果が「Communications Chemistry」に掲載されましたので、お知らせいたします。

理化学研究所(理研)の眞木さおり研究員、川上恵典研究員、理研・東北大学の米倉功治グループディレクター・教授の研究チームは日本電子のクライオ電子顕微鏡を用いた単粒子解析から、タンパク質中のほとんどの水素原子の可視化と、電荷・化学結合に関わる情報の取得に成功しました。
今回の研究成果は、生理的な環境に近い水溶液中のタンパク質の機能を決定する詳細な構造特性が観察可能なことを示すもので、今後、タンパク質の化学的性質・機能の理解を深め、生命科学や医学、創薬に貢献することが期待されます。

本研究成果は 2023年5月31日にオンライン科学雑誌「Communications Chemistry」に掲載されました。

Measurement of charges and chemical bonding in a cryo-EM structure

 

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