EM PACT2は、分子生物学の研究はもちろん、細胞の構造と機能を in vivoで観察したい全ての研究者のための電子顕微鏡用試料作製装置です。化学固定法で生じるアーティファクトを抑え、構造保存性の優れた組織による「高分解能情報」を得ることができます。
特長
機能
液体窒素の強力なジェットによる高速冷却
1時間に120個の試料凍結が可能
さまざまな試料キャリアの使用が可能なため、あらゆる用途に対応
設置が容易
コンパクトで移動が容易
標準電源
コンプレッサはEM PACT2トロリーに設置
使用が容易
豊富なメニュープロンプトを液晶カラータッチスクリーンに表示
自動位置決め用のバヨネット式試料ローディング装置
試料を液体窒素槽に自動排出
液体窒素バス用LED照明
毎回の凍結ごとに600msの温度/圧力曲線を表示
内蔵メモリに約8,000回分の凍結データを保存可能
USBメモリにデータをダウンロード可能
安全性と簡便さ
少ない液体窒素の消費量
ドレイン付き液体窒素デュワー
汎用油圧システム(水も使用可能)
低いノイズ
メンテナンスフリーの「ロングライフポッド」
仕様・オプション
寸法 | 650(W)×630(D)×930(H)mm(ベーシックユニット)
410(W)×400(D)×590(H)mm(コンプレッサー) |
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重さ | 80Kgs(ベーシックユニット)
45Kga(コンプレッサー) |
電源 | 単相 100V 300Va(ベーシックユニット)
100V 1240Va(コンプレッサー) |
構成 | 本体ベーシックユニット(15Lデュワーを含む)
試料チューブシステム 平板試料ホルダーシステム コンプレッサー(6bar~10bar) トローリー(専用架台) |
試料加圧 | 2100barmax |
凍結サイクル | 60回/1時間 |
液体窒素消費量 | 約400mL/1サンプル |
待機中の液体窒素消費量 | 約0.6L/1時間 |
凍結後の試料取り出し | 自動的に液体窒素容器に排出し格納 |
液体窒素容器の液面制御 | 自動 |
凍結結果の表示 | 圧力上昇及び温度降下連度をグラフ表示 |
操作 | カラータッチスクリーン |
動作表示 | モニタ上にシステム表示及び操作指示表示 |
凍結結果のメモリー数 | グラフ表示を20ケ |
液体窒素初期必要量 | 約16L |
本仕様は改良のため、予告なく変更する場合があります。