JEOL GC-MS 前処理法ガイドブック
ますます拡がるGC-MSアプリケーション
ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)は、混合された成分を分離するガスクロマトグラフ(GC)と分離された成分を検出する質量分析計(MS)で構成されており、揮発性化合物の分析に優れた分析装置です。質量分析計としては四重極型質量分析計(QMS)が最も広く使用されています。ハイエンドGC-MSとしては、四重極を直列に繋げた三連四重極型質量分析計(TQMS)や飛行時間型質量分析計(TOFMS)が使われており、各装置ならではのアプリケーションも数多く開発されています。
GC-MSは様々な前処理装置(方法)と組み合わせることにより、気体・液体・固体試料に含まれる成分を分析することができます。前処理装置(方法)は多岐にわたっているので、測定対象の試料の形態や測定対象化合物の特性により、最適な前処理装置(方法)を活用することでGC-MSのアプリケーション領域はより一層拡大します。
本ガイドブックでは、GC-MSで使用される代表的な前処理装置(方法)の原理や特長に加え、それら装置と弊社GC-MSを組み合わせた具体的なアプリケーション例をご紹介します。
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P1
- 特長あるJEOL製GC-MSと前処理装置のコンビネーション
P3
- ヘッドスペース法
P5
- パージ&トラップ法
P6
- 固相マイクロ抽出(SPME)法
P7
- サーマルデソープション(TD)法
P8
- 熱分解法・EGA法
P9
- 熱重量・示差熱分析法
P10
- 直接導入法
P11
- 大量注入法
P12
- QuEChERS法