高分子材料分析 ガイドブック
質量分析法 (MS) は合成高分子材料に含まれるポリマー・添加剤をイオン化し、その質量を分析することで定性・定量を行うことができる手法です。MSには、複数のイオン化法・質量分析計・データ解析技術が 存在し、それらを組み合わせることでより多様な情報を得ることが可能です。本カタログでは、JEOLが誇る高性能質量分析計を駆使した高分子材料分析ソリューションをご紹介します。
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P2
- 各種分析と装置の対応表
P3
入門編
- GC-MS
- ガスクロマトグラフィー/質量分析法 (GC/MS 法)
- ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS) を用いた高分子材料分析の流れ
P4
- GC-MSのための前処理装置
- 直接導入法
P5
- イオン化法
- GC-MS のイオン化法の使い分け
P6
- マトリックス支援レーザー脱離イオン化 (Matrix-Assisted Laser Desorption/Ionization; MALDI) 法
- DART™ (Direct Analysis in Real Time)
P7
応用編
- JMS-TQ4000GC UltraQuad™ TQ
JMS-Q1600GC UltraQuad™ SQ-Zeta- パイロライザーを用いたPET 樹脂のEGA および熱分解分析
- パイロライザーを用いたPVC 樹脂中添加剤の熱脱着分析
- 直接導入法 (DEP) を用いた酸化防止剤 (Irganox MD 1024) の迅速分析 (MSTips No. 278)
P8
- パイロライザーを用いた発泡スチロールの紫外線 (UV) 劣化分析 (MSTips No. 257)
- TGを用いた酸化雰囲気化におけるポリスチレンのEGA (MSTips No. 320)
P9
- JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alpha
- パイロライザーを用いたアクリル樹脂の統合解析 (MSTips No. 300)
P10
- パイロライザーを用いたPP/PE 共重合ポリマー中の異物分析 (MSTips No. 330)
P11
- TGを用いたフッ素樹脂の熱分析 (MSTips No. 249)
- TGを用いた酸化防止剤の熱分解挙動の検討 (MSTips No. 250)
P12
- FD法によるポリマー測定とKMD解析
P13
- JMS-S3000 SpiralTOF™-plus 2.0
- 高分子量ポリマーの分子量分布確認
- 高分解能測定による広い質量範囲のポリマーの分析
P14
- ポリマーの末端基解析
P15
- アニオン系界面活性剤の分析 (MSTips No. 333)
- ゲル浸透クロマトグラフィー (GPC) とMALDI-TOFMS を組み合わせた解析 (MSTips No. 269)
P16
- 共重合ポリマーの解析
- ポリマーの差異分析
P17
- 高分子材料のマスイメージング
- 高分子表面の劣化解析(アプリケーションノートHS05)
P18
- 添加剤混合物の解析
- 高分子量型ヒンダードアミン光安定剤の解析
P19
- JMS-T100LP AccuTOF™ LC-plus 4G + DART™
- 試料の導入方法
- 添加剤混合試料の直接分析
- PVC中のフタル酸エステル類の直接分析
P20
- 耐衝撃性ポリスチレンに添加した臭素系難燃剤の直接分析(MSTips No. 287)
- ポリマーの直接分析
P21
- 昇温加熱デバイスとの接続による高分子量ポリマーの末端基解析
- 金属表面に付着した有機物の分析(MSTips No. D030)