VOC、カビ臭の同時分析 : パージ&トラップGC/MS法
MS Tips No.033
平成16年4月に施行される新しい水道法では、カビ臭物質であるジェオスミンと2-メチルイソボルネオール (以下 2-MIB) も水質基準項目として追加されました。また従来から規制対象であるVOCについても、これまで通りパージ&トラップかヘッドスペースで分析することが明記されています。カビ臭、VOC については、それぞれの物質特性に対応したキャピラリーカラムを用いて2回測定を行なっています。新水道法では、新しく 1、4ジオキサンやホルムアルデヒド等の規制対象物質が追加されたことで、キャピラリーカラムを交換する手間が省け簡便な同時分析への期待が高まっています。そこで、パージ&トラップ Tekmer 5000J を前処理装置として用い、"JMS−K9"における VOC とカビ臭の同時分析を検討しました。
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