火山灰の蛍光X線分析
浅間山の火山灰の測定
はじめに

車に積もった浅間山の火山灰
2009年2月2日未明に浅間山で発生した噴火で、降灰が東京都心、横浜市をはじめ関東南部を含む幅広い地域で確認されました。
採取した降灰を蛍光X線分析装置にて測定し、FP法にて定量しました。
測定方法

- 装置:エネルギー分散型蛍光X線装置 JSX-3400RⅡ
- 試料:収集した降灰を円盤状に加圧成形
測定条件
- ターゲット:Rh
- 管電圧:50kV
- コリメータ:7mmφ
- 雰囲気:真空
- 測定時間:60秒
測定結果
測定チャートとFP法による定量結果を示します。岩石の組成の他にS(硫黄)が多く検出されました。

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