新型マルチプローブ ROYAL プローブのご紹介
NM100006
ROYALプローブ 特徴
- 従来のチューナブルプローブと比較して、1H感度を約2倍に向上させ、なおかつ同程度の13C感度をもつプローブです※1。
- 109Ag核までの多核測定を行うことができます。
- HMQCやHMBCなどのインバース測定※2を効率的に測定できます。
※1 31P~109Ag までの核種もチューナブルプローブと同程度の感度が得られます。
※2 インバース測定とは13Cや15N等の核と、1H核との相関を1H核を観測することで測定する手法です。
さらにオートチューンユニットを組み合わせることにより、各種インバース測定や多核測定を連続的に測定することが可能です。
400MHz | 500MHz | 600MHz | |
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試料管外径 | 5mm | ||
観測、照射核 | 1H,19F,31P~15N,39K,109Ag | 1H,19F,31P~15N | |
NMRロック核 | 2H | ||
勾配磁場出力 | 0.3T/m(10A FG 電源使用時) 0.9T/m(30A FG 電源使用時) |
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温度可変範囲 | -100°C~150°C | ||
オートチューン | 対応 |
1H S/N 測定.
(0.1% ethylbenzene/CDCl3, 500 MHz, 1回積算)
13C S/N 測定.
(10% ethylbenzene/CDCl3, 500 MHz, 1回積算)

100 μg prednisolone の1H{13C} HSQC 測定.
(16回積算, 4時間)
※これらの測定は、JEOL JNM-ECA500を使用して測定しています。