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タンパク質-リガンド 相互作用 II: WaterLOGSY測定

NM130008

WaterLOGSY (Water-Ligand Observed via Gradient SpectroscopY)法は、タンパク質と相互作用しているリガンドをスクリーニングする手法として非常に有効な方法です1)
この測定法はバルク水の信号から観測対象への磁化移動を検出する測定法です。バルク水の磁化は対象化合物へ移動し、正または負の信号が観測されます。この磁化移動はタンパク質-リガンド相互作用に依存していて、この図では、アルブミンとの結合活性を有するトリプトファンの信号が上向き、結合活性を持たないアルギニンの信号が下向きになるよう表示されています。
このように化合物とタンパク質との親和性を簡単に識別することができます。

通常の1Hスペクトル 通常の1Hスペクトル
WaterLOGSY スペクトル WaterLOGSYスペクトル
T1p filter付きの
WaterLOGSYスペクトル
T1r filter付きのWaterLOGSYスペクトル
試料: アルブミン, L-(+)-アルギニン,  L-トリプトファン
使用した装置:JNM-ECS400

参考文献

1). Dalvit, C., Pevarello, P., Tato, M., Veronesi, M., Vulpetti, A., Sunstrom, M., J. Biomol. NMR. 2001, 21, 349-359

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