19Fを含む試料の13Cに結合した1H数を確認する
NM170017
通常13Cの級数を解析する測定手法として、DEPT135を使用します。19Fを含む試料の場合には、13C測定と同様に19Fをデカップリングしながら測定をすることで感度向上および、スペクトルパターンの単純化により解析を容易に行うことが可能です。下の図は20% 2,2,3,3-tetrafluoropropanol/CDCl3 の13CおよびDEPT スペクトルです。19Fデカップリングを追加することで解析しやすいスペクトルとなっているのがわかります。
ROYALプローブHFXを使用すると、下記の1H,19F,13Cの三重共鳴測定が可能です!
CF2H-CF2-CH2-OH

13C{1H} and 13C{1H, 19F} spectra, 64 scans

DEPT and DEPT {19F} spectra, 32 scans
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