固体HXY MASプローブの紹介
NM180009
固体NMR用3重共鳴プローブHXY MASプローブをご紹介します。
H-C-N相関はもちろんのこと、H-P-AlやH-Al-Siなど様々な核種に対する相関測定が可能なため、有機材料だけでなく無機材料の解析にも効果的なプローブです。
多核相関測定可能な3重共鳴(HXY)モードと、高感度の2重共鳴(HX)モードを切り替えて使用することができるため、1本のプローブで幅広い応用測定に対応しています。

試料:Aluminum phosphate
装置:JNM-ECZ600R + 3.2 mm HXY MAS probe
MQMASのみHXモードにて測定


試料:15N, 13C labeled MLF Tri-peptide
装置:JNM-ECZ600R + 3.2 mm HXY MAS probe
主な仕様
適用本体 | JNM-ECZ400R ~ ECZ900R |
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測定モード | HXY ⇔ HX 切り替え可能 |
対応試料管径 | 0.75, 1, 2, 3.2, 4 mm |
主なHXYの組み合わせ | 1H-13C-15N, 1H-31P-27Al, 1H-13C-29Si, 1H-31P-13C, 1H-29Si-15N, 1H-31P-15N 他 |
温度可変範囲 | -100 ~ +150 °C |
※ 本仕様は改良のため、予告なく変更されることがあります
※ 適用本体、試料管径の組み合わせにより対応できないプローブがあります