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NMR ソフトウェア Delta V5.3.2: 新機能紹介 "Pure shift" 対応(4) HSQC

NM190010

BIRD法を用いたPure shift法の例としてPure shift HSQCを紹介します。図1はCPMG HSQC1)にBIRD法によるPure shiftを加えたPure shift HSQCになります。
そして実際のSucroseのHSQCスペクトルの拡大図が図2になります。HSQCでは元々F1軸方向への分裂はありませんがF2軸は1H-1Hのカップリングにより分裂します。Pure shift HSQCではF2軸の1H-1Hのカップリングを取り除くことで相関信号が単純化されます。
※本測定では元々のカップリングが確認できるようX軸のウインドウ関数を1Hzに設定して表示しています。

図1: Pure shift CPMG HSQCのパルスプログラム

図1: Pure shift CPMG HSQCのパルスプログラム

図2: Sucrose/D2OのHSQCスペクトル比較

図2: Sucrose/D2OのHSQCスペクトル比較

参考文献

1) J. Am. Chem. Soc. 2001, 123, 11306-11307

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