Delta Tips: スピン結合定数(J値)を読む
NMDT_0020
ピーク間の距離をHz単位で表示させることによって、簡単にスピン結合定数(J値)を読み取ることができます。
はじめにプロセッサウィンドウあるいはデータスレートでピークピックを行います。ここではデータスレートの例で説明します。
① [Select]をクリックし、J値を表示したいピークをマウスでドラッグして選択する。

∗ [Shift]キーを押しながら矢印ボタンをクリックすると、任意のピークを選べます(追加選択)。
② キーボードの[J]キーを押すと、ピーク間距離がHzで表示される。
⇒ ピーク間にJマーカが表示されます。

③ 別のピークのJ値を読む場合は、一旦選択を解除する。
⇒ スペクトルエリアをクリックするかキーボードの[U]キーを押すと選択が解除されます。

④ [Select]でピークを選択してキーボードの[J]キーを押すと、J値が表示される。

⇒ J値の表示を消す場合は、Jマーカを選択してキーボードの[Delete]キーを押すと削除されます。

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