Delta Tips: 二次元スペクトルのベースライン補正
NMDT_0029
二次元スペクトルでは、ベースラインが歪んでいると、F1軸(Y軸)やF2軸(X軸)方向にノイズのような裾が現れます。これらは等高線の表示レベルを低くすると目立ち、相関信号の解析を困難にします。
このようなとき 『ベースライン補正』を行うと、ベースラインの歪みが改善され、スペクトルがきれいになる場合があります。
ここではF2軸のベースライン補正を例として説明します。
2Dビューワで[データ操作]−[ベースライン補正]−[Transpose 0]を選択する。
⇒ F2軸のベースライン補正が実行されます。
∗ F1軸の処理の場合は[Transpose 1]を選びます。

- このページの印刷用PDFはこちら。
クリックすると別ウィンドウが開きます。
PDF 639.8KB