Delta Tips: 自動積分機能について
NMDT_0075
Deltaでは、スペクトルのピーク閾値を自動で設定します。また、設定されたピーク閾値からピークを検出し、[積分の範囲]で設定された値を基に自動で積分範囲を設定します。

自動積分機能:
ツールバーの[自動ピークピックと積分]もしくは[自動積分]ボタンをクリックする。
⇒ 自動でピークを検出し、積分範囲を設定します。[自動ピークピックと積分]ボタンをクリックした場合、検出されたピーク位置が表示されます。

自動積分における積分ブロックの設定:
検出された各々のピークの間隔が[積分の範囲]で設定された値よりも大きい場合、別々の積分ブロックとして設定します。一方で[積分の範囲]よりもピーク間隔が小さい場合、同一の積分ブロックとして設定します。
![[積分の範囲] の設定値が20 Hzの場合](./product_file/file/2000_03.jpg)
[積分の範囲] の設定値が20Hzの場合
![[積分の範囲] の設定値が30 Hzの場合](./product_file/file/2000_04.jpg)
[積分の範囲] の設定値が30Hzの場合
★ [積分の範囲]のデフォルト設定値は50Hzです。「1Dプロセッサ」ウインドウの場合「オプション」パネル画面、「データスレート」ウインドウの場合はオプションバーで設定値を変更できます。

「1Dプロセッサ」ウインドウ —「オプション」パネル画面

「データスレート」ウインドウ — オプションバー「積分の範囲」
自動積分における積分範囲の設定:
ピークとピークスレッショルドレベル交点から[積分の範囲]の半分の値分離れた位置を積分範囲の端点として設定します。
![[積分の範囲] の設定値が50 Hzの場合](./product_file/file/2000_07.jpg)
[積分の範囲] の設定値が50Hzの場合
![[積分の範囲] の設定値が30 Hzの場合](./product_file/file/2000_08.jpg)
[積分の範囲] の設定値が30Hzの場合
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